アニメ版ゴジラ、通称"アニゴジ"。TOHOの看板キャラクターだけにかなり劇場の番宣でも力入ってましたが、評判は微妙・・・庵野監督の『シン・ゴジラ』は個人的にも文句なしの傑作だっただけに初の長編アニメ化であの流れを組むのかと思いきや、舞台はかなり未来の話で、なんか突拍子も無さすぎて、あまり感情移入できないんですよね

『シン・ゴジラ』が蒲田、品川、鎌倉他、突如現れた巨大生物が身近な風景を破壊していくところにもかなりのインパクトがあったのですが、二万年後の地球と言われても・・・なんか設定も無理矢理・・・
突如現れたゴジラがあまりに強力すぎて、同じく突如現れた人型の宇宙人たちの力を借りて作った対ゴジラ兵器らしきメカゴジラも起動せず、ゴジラになすすべなく地球を脱出したものの、長期間の放浪で疲弊し亜空間移動で20年ぶりに再び地球に戻ったら地球では二万年の時が流れていたけど、ゴジラは未だに健在。地球をゴジラから取り戻すために再度戦いを挑むって流れ。しかもこれで終わりと思いきや全三部作の第1章・・・
序章としてはそれなりに盛り上がって次回に続くところですが、ホント"ゴジラ"じゃなくてもよかったんではと思えるのが悲しいところ
うーん★★☆50点
 
アニメーションはどこかで見たタッチだなぁと思ったらアニメの『亜人』を手掛けたボリゴンピクチュアズだったんですね