「借りぐらしのアリエッティ」等で知られる元スタジオジブリの米林宏昌監督が、メアリー・スチュワートの「小さな魔法のほうき」をアニメ映画化した『メアリーと魔女の花』

共にジブリを退社したブロデューサー西村義明の設立したスタジオポノックの長編アニメ処女作ですが、背景や魔法の世界の異形の生物たちがどこかジブリな雰囲気だなぁと思ったら、スタッフのほとんどがジブリ経験者とか・・・先日、本家ジブリの制作部門が活動再開しましたが、一度は解散してしまった日本が誇れるアニメーションの技術者達が再結集したこの作品はいろんな意味で良かったなぁって思います
主題歌のセカオワの「RAIN」がまた物語にぴったりきてました。
あの「虹が架かる空には雨が降ってたんだ・・・」ってフレーズ、つい口ずさんでしまいます
 
登場人物や設定は原作の物語に忠実なんですね。
しかもこの原作の絵本は1976年に刊行ですが、魔法のほうきと魔法大学なんかも出てきます。これってハリーポッターの作者も影響受けてるんでは?!
 
ジブリ映画のようなお説教感はありませんが(笑)絶体絶命のピンチにも諦めず、まっすぐな少女の強さになんだかちっちゃな事に悩んでるのが馬鹿馬鹿しく感じさせられます。お約束展開ですがそのわかりやすさもアリだと思います★★★★80点
欲を言えばクライマックスがちょっと派手さに欠けるかな・・・
まぁ絵本原作ですし
前売り特典はこれ↓