東野圭吾のミリオンヒット長編サスペンス小説を映画化した「疾風ロンド」が26日より公開中

東野圭吾と言えば「ガリレオ」シリーズや「新参者」シリーズが知られていますが、この「疾風ロンド」もスキー場シリーズの2作目なんですね。1作目の「白銀ジャック」って長編サスペンスがあってその中には今作で登場する元スノーボード選手のスキー場パトロール隊員根津昇平とその友人の女性スノーボーダー瀬利千晶が出てくるみたいですね。この二人は今月末発売の新作文庫「雪煙チェイス」にも登場する模様。

さて物語は医科学研究所で秘密裏に開発されたどんなワクチンも効かない炭疽菌を盗んで3億円の身代金を要求した研究員がその隠し場所を明かさないまま交通事故で死んでしまい、彼の同僚の研究員が残されたヒントを頼りにその生物兵器を探しに隠し場所のスキー場に捜索に行くというお話

主人公の研究員役に阿部寛。新参者の加賀恭一郎とは全く異なる役立たずっぷり全開のこういう役もなんかあってますよね。

サスペンスと言いながらも随所にコミカルなシーンがあり、家族愛あり、ほろ苦いラブコメあり、それでいて終わったと思ったら、そこからさらにどんでん返しのどんでん返しと生物兵器の入った瓶を巡ってまさに”ロンド”な盛りだくさんなストーリー展開。

エンドロールに差し込まれる最後のオチも思わず笑ってしまいました。

ホント”笑”撃サスペンスがぴったりな個人的にはアタリな一本。東野圭吾作品はホント好きです★★★★☆90点。ちょっとできすぎな話ですけどね。

これは面白い!

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