かわいそう | いちごキッズ研究所

いちごキッズ研究所

2021年10月に児童発達支援事業所「いちごキッズ」がオープンいたしました!

船橋市丸山4-55-3

今月、プライベートで
参加したセミナーの中で、

可愛がるのはいいけど、
かわいそうだと思って
言いなりになるのはおかしい。
最近は、
「寄り添う」を「甘やかす」
と勘違いしている人が多い。
という話があった。

私も長年仕事をしてきて、
「かわいそう」の精神で
支援をする人に出くわして、
やり合ったことも数回ある。

「かわいそう」精神の人は、
スキンシップを好む。
スキンシップも必要。
でも、主体は利用者。
自分の満足や癒しのために
過剰にするのは違う。

「かわいそう」精神の人は、
毅然とした支援を嫌う。
「人手なし」と批判する。
しかし、そういう人ほど、
自分の都合で、
「え?」と思うほど
相手を冷たくあしらうことがある。

「かわいそう」精神の人は、
うまくいかないと
他人のせいにしたり、
自分のせいにしたりする。
自分のせいにして、
「その話は、おしまい」
にする。
支援は、そこで止まる。

「かわいそう」精神の人は、
支援に意見されると
退職してしまう。
長続きしない。

セミナーは、
保護者向けでもあったので、

いつの間にか
子供の言いなりになっていた。

見守りのつもりが、
放置になっていた。

という感想が寄せられていた。

私は、支援員として、
利用者を「かわいそう」
と思って支援したことはない。
支援しながら、
胸が痛くなったり、
胸が熱くなることはある。

しかし、親としては、
「かわいそう」とか
「悪かったな」とか
思うことは、今もある。

支援者より親の方が、
感情の切り換えが大変だと思うが、
ここを踏ん張れる人の
支援力、子育て力は、
かなりの威力を発揮する。

今の「いちごキッズ」の
スタッフを見ていると
子供たちをかわいそうと感じて
現場に立っているスタッフは、
一人もいない。
 
みんな、精一杯、
子供たちと向き合い、
迷ったり、悩んだりしながら、
子供たちの将来を
イメージしながら、
支援をしている。

最近は、まるで戦場かのように
拘り、衝動、癇癪の連鎖反応で
大騒ぎの日が目立つが
(そういうお年頃の子供たちだから)
悲壮感なく支援できるのは、
スタッフの意識の高さに
あるのだと思う。

という振り返りを
有給消化で老犬と
日向ぼっこしながら
しておりました。


うちの豆太くん。

引き取って2ヶ月。

病気で一時は、

「もう終わりか」

と思いましたが、

後遺症はありながらも

元気に過ごしています。


ほぼ室内犬になりましたニヤニヤ