昨日は、「言葉の教室」学習会に行ってきました。
小児科ドクターのお話。
印象に残ったこと。
小児精神科のドクターは、全国で200名しかいないこと。
京都には6名。
どうりで息子のドクターが走り回ってるはずだ。
普通、病院の予約って受付でとれるけど、息子の主治医の場合は、そうではない。
受付で、ドクターが出没する時間と場所を聞いて、直接、自分でアポをとるの。
もちろん、診察は、数ヶ月先でしか予約できません。
そして、「強さよりたくましさ」という話。
小さな子供の予防接種。
針が刺さる前から泣く子とぐっと痛みを堪える子。
痛みを堪える子は、「我慢強い」子が多い。
ちなみに、私もこのタイプです。
この我慢強い子、一般に「強い」といわれる子ほど「たくましさ」が育ちにくいそうです。
「たくましさ」とは何か?
泣いても、また、チャレンジする。
転んでも、愚痴を言いながらでもチャレンジする。
そんな力を持つ子がたくましい子供。
うちの息子は、典型的な「我慢弱くてたくましい子」だわ。
プールも学年で一人だけ顔をつけられないらしい。
でも、みんなに励まされて、なんとか水に入れるようになった。
それは、とっても嬉しかったそうで、「やっぱりプール習う」とまた言っていた。
お風呂をそーっと覗いたら、顔を水につける練習を黙々としていた。
泣いても、転んでも、愚痴を言いながらもチャレンジする男です(笑)
逆に私のように強い人は、泣くことが少ない。
そして、子供の頃から、その強さを買われて頼られることが多い。
この「強さの袋の大きさ」は、生まれつき決まっているそうだ。
大きな袋を持つ強い人は、愚痴や涙をこの袋に入れて耐えてくる。
そして、ますます、強い人になる。
けど、「たくましさ」が育ちにくい。
私、今までに、重度のバセドー氏病とメニエール病にかかったことがある。
ドクターに「心で感じてなくても、体がストレスをちゃんと察知してるんですよ」と言われた。
そう、心で「しんどい」と感じることに鈍いのだ。
そして、昨日の話を聞いて、自分は、「たくましさ」では息子に負けてるなあと思いました。
でも、息子が生まれる前の自分に比べたら、たくましくなってる。
親になってから、転んで、泣いて、「しゃあない。やらな仕方ない」とブツブツ言いながら、のろのろ歩くという体験が莫大に増えた。
そのおかげで、かなりたくましく、図太くなれたと思う。
大人になっても成長はできるもんだ。
(なぜか体も成長して、体重増加・・・・・・)
今日は、「特別支援ボランティア養成講座」に行ってきます。
今週は、やや忙しいですワ・・・・・・
これは、私が息子が小学校低学年の頃に書いたブログ。
久しぶりに読み返して、「はは~ん」と思いました
私は、癇癪起こしたり、泣きじゃくる子と対応している時、ものすごく気持ちが高まることがあります。
ものすごい声量で叫び、泣き、小さな子供とは思えない力で暴れたりすることもあります。
「どうやって、子供を納得させるかなあ」
と頭の中の引き出しを開けまくり、
答えを探しながら子供と向かい合うわけです。
支援側も全く動揺がない時ばかりではありません。
そんな時、涙をぽろぽろこぼしながら抵抗する子供に感動のようなものを感じてしまうのです。
今回、このブログを読んで、
そんな気持ちになる理由がわかりました
子どもの逞しさが育つ瞬間に立ち会っているからだ!
だから、なんとも言えない気持ちになるんだ。
ということに気づきました。
我慢強い私は、そんな子供たちのような逞しい人に憧れる。
自分にチャレンジを続ける人に憧れる。
そういうことなんだと思いました。
自分の我慢強さも尊いものだとは思いますが、
めったにないけど、心折れた時の立ち直りに
時間がかかるんですよね
泣いて、怒って、暴れて。
でも、相手を許して、立ち直って。
それを繰り返す子供たちは、
どんどん逞しくなっていくんだろうなあ。
生まれて2年、3年ですごいことです