2013年9月10日づけのLa Montagne (Clermont-Metropole版)に、
補習校開校式典の記事が載りました。
みさんによる記事の日本語訳です。
いつもありがとうございます
La Montagne 2013年9月9日 地元新聞 ラ・モンターニュ
土曜の朝の日本の学校
クレルモン⁻フェラン市の学校風景の中に、今までなかった学校がひとつ、マシヨン教育学園で開校
クレルモンフェラン市の国際性に未だ疑問を持つ方がいるかもしれないが、マシヨン教育学園を一度訪れれば、それらの疑問はなくなることだろう。そこには幼稚部からテルミナル(最終学年)まで、30カ国の異なった国籍を持つ生徒たちがいる。 そして最近、日本の学校がやってきた。
10年以上前からマシヨン教育学園はその国際性を強みとしている。現在、両親がクレルモンフェランに数ヶ月から数年在住している家庭の子女195人(30カ国)を受け入れている。ミシュラン工場の関係もあり、この地域での海外からの駐在家庭の数はかなりのものになっている。
パートナーシップ
マシヨンと企業の間には10年以上も前からのパートナーシップ協定がある。そのつながりによって、例えば小学校から既に英語教師が来て英語の授業が受けられるような体制(一部の生徒は週に9時間まで!)が可能になっている。
先週土曜日の朝は、そこに日本が迎えられる日だった。マシヨンが今後、毎週土曜日午前に日本語補習校を受け入れることになったからである。アソシエーション「いちご会」(クレルモンフェラン在住の日本人が参加している団体)が当初のイニシアティヴをとり、そこにマシヨンが積極的な支援をすることになったものである。
大切な文化のきずな
学園は校内の教室を提供し、そこで20人あまりの生徒たちが、母国語である日本語での教育を受けるようになる。午前の授業は日本の教員免許を持つ二名の教師によって行われ、マシヨンおよび他校に通っている生徒たちが授業を受ける。
リヨン領事館の野口修二領事は、「ローヌアルプ地方には、既に三つの日本語補習校があるが、オーヴェルニュ地方では初めての学校になる。領事館の主要任務の一つとして、在仏邦人が生活しやすい環境を作るということがあるが、子女教育はその中の優先事案の一つである。たとえこの子供たちのうちの何人かが既に日本語を話せたとしても、彼らが母国語である日本語で授業を受けられるようにすることは重要だ。」とのコメントを伝えた。
音楽で
開校式典は歌で始まった。生徒たちが日本の国歌を歌ったのである。アソシエーション代表、マシヨン校長 ジル・シャバネル氏をはじめとする来賓の式辞のあと、式典の朝はミニコンサートで締めくくられた。
(写真のコメント)
子供たちは国歌を歌い、リヨンの領事、副領事をはじめとする来賓をもてなした。