少し前のこと、
夫に誘われて
映画を見に行きました
夫は、トム・クルーズさんが
大好きです
ところで、
映画を観るスタイルって
それぞれ違いませんか
たとえば
夫は、目が疲れるから
吹替で映画を観たいタイプで
私は、英語の勉強をしたいから
字幕で観たいタイプです
キャラメルポップコーン
あと、
私は上映中は
あまり食べないタイプで
夫は
めちゃくちゃ食べるタイプです
そして、私は映画を
まばたきするのも惜しいくらいに
真剣に観ます
なぜなら、
これにはワケがあるのです。
戸田奈津子さんのお話
今回の映画で
私がいちばん感動したのは
字幕翻訳を
戸田奈津子さんがされていた
ことでした
なんと、今年で
86歳になられるんです
トム・クルーズとも、仲良し
たしかに、
何度かバッシングされたように
たまに誤訳もあるけれど…
やっぱり私は、
戸田奈津子さんが好きです
戸田奈津子さんは、
一歳のときに
お父さんが戦死されたため、
子供時代は
娯楽が全く無かったそうです
幼い頃から
目に映る東京の景色は、
どこもかしこも灰色だった
思春期の頃も
食べるものは満足になく、
いつもお腹が空いていた
でも、高校生の時に
外国映画を観て
(戦時中は解禁されなかった)
たちまち虜になったそう
映画が大好きで大好きで、
「翻訳家になりたい!!」と夢見て、
自分で必死に英語を勉強して
そんな戸田奈津子さんの、
忘れられない言葉が
あります
「若い皆さんは笑うかもしれませんが、
私が若い頃は
今日の機会を逃したら
もう一生観ることはできない!
そういう切ない意気込みで、
映画を観ていたのです。
当時は
DVDなんかもありませんから、
映画館で観るのが
唯一のチャンスだったの」
それを知ってからは、私も
「もう一生、
観ることはできない!」
という真剣な気持ちで
映画を観るようになったのです
(単純)
こちらは、
ただいま英語を必死で勉強中の
きゅーりくん
先日、カフェに寄ったときに
「ぼく、ウインナーコーヒーにするわ」
と言ったものの…
コーヒーが届いたら、
「あれ?ウインナー忘れてない?」
と言い出しました
(なんのこっちゃ)
よくよく話を聞いてみると、
ウインナーコーヒーには
ウインナーが刺さってると
思ったらしい