バンクシーさんは
イギリス出身で、
街中の壁などに
平和を願うアートを描く
芸術家です
でも、その素顔は
謎のベールに包まれたままです
そして、私はずっと
バンクシーのアートについて
知りたかったことがありました
それは、
街中の壁に絵を描くという行為は
違法なのではないか
ということです
どれだけ平和を訴えても、
そのやり方が違法だったら
本末転倒なんじゃないか
私は、その疑問を解くためにも
バンクシー展に
足を運んだのです
部屋の中の象
バンクシー展の中でも
特に目立っていた、
この作品のタイトルは
【部屋の中の象】です
英語の慣用句である
Elephant in the room
をモチーフとしていて、
「みんな気づいているのに、
見て見ぬフリをしていること」
という意味だそうです
地球で起きている紛争や環境問題を
私も見て見ぬフリしていたから…
これを食べてみました
そして
一人でパスタを食べながら、
私は大学時代に受けた
刑法の授業を
ふと思い出しました
そのときの私には、
どうしても
納得できない法律が
あったのです。
授業が終わったあとに
それを先生に尋ねると、
こう教えていただきました
「法律というものは、
人の行動を制限する
強いものです。
だから、間違えると
とても怖い。
たとえば、私が今ここで
刀を振り回せば
違法となり、
すぐに捕まって処刑されます。
しかし、戦争になると
それは
たちまち合法となったのです。
だから、何が正しいのか
ということは
自分の良心と照らし合わせてみて
一度止まって考えてみることが
大切ですよ
正しいという漢字は、
一度止まると書いて
正しいと読みますから」
バンクシーのアートは
やっぱり違法ではあったけれど、
それだけで判断せずに
法律を犯してまでも
世界に伝えたい
彼の渾身のメッセージを
私は理解したいと思いました
部屋の中の象には
ならないように…
そして、
子供たちとは
動物園に行きました!
象さんはいなかったけど、
ウォンバットという動物が
めちゃくちゃ可愛かったです
一緒に行ってくれたお友達に
感謝です
読んでくださる
みなさんにも
本当に感謝です
日日是好日
読んでくださり
ありがとうございました