☆追い詰めてしまった!?・・・
いよいよアイちゃんの、公立の中高一貫校受験の結果発表の日。。
もちろん朝一番で確認、、・・・結果は『不合格』でした。。
もしかしたら翌週の追加合格にひっかかる可能性も、“わずかに”あるとは思うのですが、
さあさあ、いよいよ、“私立の中高一貫校に行くのかどうか”を、決めておきたいところです。。
もし今の段階で行かないとなれば、もうじき期限のくる入学金等、払わなくてすむのてすから。。
一応、オイラの立場としては、娘のキモチはわかっても、
もうすぐ還暦を迎える自分自身の今後の収入や、これからの先々のアイへの費用、もちろん自分たちの老後もあります、
なので、家計的には、できれば普通の公立中学校に行ってほしいと考えてます。。
一方のアイちゃんは、この私立の中高一貫校を、学校見学会に行ったとき、おそらく“第一印象”で気にいったらしく、
家から電車等で通うことになるぐらい、離れた場所にある学校なのですが、
今の小学校で群れることをせず、どうやら“シンクル”でいることが多いアイにとっては、
その場所を、煩わしい人間関係を一度リセットできそうということで、魅力的に映っている様子です。。
家内も最初は、そんなアイちゃんの意思を尊重したいと思っていたようなのですが、
年間の学費を知ってからは、あとは同じような立場のママ友さんが軒並み“イザとなったら公立志向”というのを聞いてからは、
ようやくオイラのコトバにも、耳を傾けてくれている感じです。。
そんな合否発表の日の夕方、アイちゃんが、家内に送ってもらった英会話教室から、
自分のキッズケイタイのショートメールで、家内に自分のキモチを送ってきたようです。。
それをLINEに添付してオイラに送信する家内・・・、、
どうやらアイも、漠然とオイラと家内が、なんだか自分のことで、
しばーらく揉めているのは、なんとなく知ってる様子です(^^♪
じゃあ、普段はめったに、、いえ、ほとんどないのですが、直接オイラが聞きますか。。
・・・どうしたらいいのか、ずーっと考えていたのですが、ようやく踏ん切りがついた(^^♪
家族で夕食を摂りながら、オイラがアイちゃんに話をきりだします。。
コスモ
「受験は頑張ったけどザンネンだったな、でもまだ追加があるかもしれないし・・・、ただな、今日のハナシはソコじゃなくて、私立の方の中高一貫校、なあアイは、どーしていいんだ行きたいって思うんだ。。あ、公立中学校に入りたいクラブがないからっていうのはわかった、ただパパの意見としてはそんなの、あるなかで自分に合ったの、選ぶしかないじゃんか・・・、そーじゃなくて別の理由」
アイにとっては唐突な質問だったらしく、もじもじしているだけです。。
ナニ話してもいいから・・・、と言っても、なかなか変化はありません。。
じゃあアイ、それならパパからコッチの都合を言わせてもらうけど、
アイのことをその私立の中高一貫校に行かせると、
その6年間で、ナンダカンダで年間平均100万円はかかりそうなんだ、初年度はそれ以上かかるみたい。。
だから、『なんとなくよさそうだから』とか『興味あるクラブがありそうだから』とか、そういう理由で“ふんわり”選ばれては困るんだ。。
コスモ
「アイっ、中高一貫校って、ある意味カリキュラムが大学受験に特化してんだよね、だからこの私立の学校も、土曜日は学校があって、平日も週2日は7時間授業、ちなみにコレは、公立の中高一貫校以上のハードさだぞ、まあ、授業数はってことだけど、、、まあ、そうやって普通の中学校よりも、1年生から主要科目の授業量を多くして『大学受験モード』になる、知ってると思うけどな」
するとアイどの
「えーっそーなのぉ、土曜日も学校なの」
コスモ
「なにっ、知らないのか、土曜日は休みじゃくなくなるんだぞ、平日だって、家に帰れる時間、かなり遅くなる日もでてくる、、・・・知らなかったとな、、じゃあ、コレについてどう思う」
アイちゃん、さらにもじもじ度があがります。。
とにかくナニ話してもいいから・・・、と言っても、なかなか変化はありません。。
コスモ
「まあいいや、、んでさ、大きなメリットは、高校受験をしなくてもいいってこと、今回アイが頑張った中学受験は、仮に失敗しても、ナニも普通の中学校に行けばいいんだけど、、、もし公立の中学校に行くと、高校受験というのがあって、ソレ失敗すると、今度は行く学校がなくなる、だからすごいプレッシャー感じるはずだし、・・・とにかく、コッチにすれば、もちろんマジメに頑張ればのハナシだけど、そういうのがなく、自分のペースで勉強できるぞ」
するとアイちゃん
「ねぇパパ、『高校受験』って、なあに」
コスモ
「あらっ、ソコなの・・・、何度がアイには折みて、パパやママが話してると思うけど」
アイ
「へぇ~、そーなのぉ~」
コスモ
「結局興味ないのね・・・、、まあいいや、それは一旦おいとこう、、とにかくアイっ、ぼんやりでいいから、今から言うことはわかってっ、私立の中高一貫校に行くと、たぶん高校受験ってタイヘンなんだけど、アナタはその苦しみから解放されるってこと、でも、ウチとしても、“パパがこんなに慌てる”ぐらいの大きなお金がかかっちゃう・・・、ここまではいいか」
アイちゃんは無反応・・・
続けるオイラ
「じゃあ、、いいか、大事な質問するぞ、、ウチでアナタに、それだけ大きなお金をかけるのかを考えるためには、コッチはまず、アイの『勉強に対する覚悟』を知りたいの、聞きたいの・・・、アイが私立の中高一貫校に行くのなら、もうこれからは、普段の市生活含めて勉強優先にしてもらわないと困るってこと、、どうなんだ」
ここでアイちゃんがもし、別にテキトーに誤魔化しでもなんでもかまわないのですが、
私立の中高一貫校で、アタシはこれからちゃんと勉強するから・・・、的なことでも言ったなら、
ココでこの話は終わり、その後オイラは、かなりかなり、どうしたらいいのか悩んだと思います。。
ただ、この時アイどのは、ずーっと押し黙ったまま。。
しばらく時間がたった後、再度アイに聞くオイラ、、
私立の中高一貫校のメリットわかったか、アイは勉強に対する覚悟はどうなんだ、
酷なこと聞いてるかもしれないけど、金額が金額なだけに、判断するためには、ココ聞かないわけにはいかないんだよな・・・。。
するとアイちゃん、スゴイ形相でオイラを睨みつけ、自分のまわりのモノをオイラに投げつけてくる
オマエ、そういうことじゃない、もうさ中学生になったら、
ドコの学校に行ってももう、勉強は頑張らないといけないんだぞ、、いいか、もう一回聞くぞ・・・
家内
「パパ、アイがこの状態なのに、、わかったから、あとはアタシが聞くからっ」
結局アイちゃん、公立の中学校でいいと言ってきたそうです。。
いや、オイラはそんな追い詰めるつもりで、私立へ行かせるのを諦めさせるつもりで、アイに尋ねたのでは・・・
・・・とはいえ、家計的にはかなり助かるので、そういうことならそれでいいのかなと考えるオイラ。。
次の日の朝は、さすがにオイラとアイ、お互いに意識して会話ができなかったのですが、
その日の夜には、とりあえずはいつも通り・・・、、
そんな流れで、ウチでは私立の中高一貫校へは入学金等は納めず・・・、
・・・これで、アイちゃんの中高一貫校へ進学という選択肢はなくなりました。。
☆可能性は・・・
コスモ
「まあ、とはいえまだ、わずかながら公立の中高一貫校の追加合格の可能性はのこってるだろう、たぶん、わずかだろうけど」
家内
「パパ、たぶんね、その『わずか』もないと思う、もうアイは、公立の普通中学校に行くって思ってたほうがいいよ」
ここから先は家内のハナシ、、
当然ながら、家内の話せる周辺などで、公立の中高一貫校に合格した子はいるのですが、
それが、家内からすると、驚くほど少数だったようです。。
アイの通う小学校では、家内の知るところの合格者は3人(6年生は100人程度のうち)・・・って、えっ、たった3人なの
クラスが3クラスなので、単純計算で、合格者はクラスから1名程度・・・、いやあキビシイ
なので、、“たぶんあの子は大丈夫だろう”・・・、と思われていた子たちが、軒並み不合格だったそうです。。
家内
「でねっパパっ、合格3人のうちの2人は、%%ちゃんと##クンだよ」
コスモ
「はいはい・・・、2人とも、あと親もだけど、周りに当初から、“自分は公立の中高一貫校に行きたい・行かせたい”って宣言してて、早い時期からハードに塾に通ってたんだろう、、結果的に今回の入試は、そこまでしてないと、合格できなかったってことか」
家内
「ねぇ~、、結果的にそういうことになったみたいよ、今回は、、とにかく頑張ってたみたいだから、2人とも、勉強は」
コスモ
「でもその分ストレスたまって、先生にバレないように悪さしたり、アイのこともイジメてたヤバイ方々なんだろう」
家内
「そうハッキリ言うなっ」
コスモ
「まあ、この先ちゃんとしたオトナになればいいんじゃないの、まずは中学校行ってからも継続して頑張ってもらって、、どうせ賢いんだろうから、、それより、ドコでその子たちの受験スイッチははいったんだろうな」
家内
「しらなーい・・・、それよりアイはね、今の塾に入るとき、受験対策コースを希望したけど、結局学力がなくて、ずーっと個別指導のほうだったでしょ、そーじゃなくて、今回の入試では、その塾の受験コースでバリバリ頑張ってるはずの子たちが、なんだかみーんな落ちてるの、ママさんたちに聞くと、そんなこと今までなかったらしいよっ、だから、いかに%%ちゃんと##クンがすこかったかってことっ」
コスモ
「なんだそれ、みんな歩きでいけるのに(公立の中高一貫校に)通えないってか、、、あ、なるほど、じゃあ、どう考えても、“追加で”まず呼ばれるのは、少なくともそういう子たちだろうなぁ」
家内
「たぷんね、、結局アイのスイッチが入って受験勉強頑張ったのは、冬休み近くになってから、今のこの状況だと、それで合格って考えるほうが、おこがましいと思う」
コスモ
「わかった、もう“追加で合格”なんて、言わないことにしよう・・・、、ところでさ、そうそう子たちのなかで、私立の中高一貫校に行くって子は、どれぐらいいるんだろうなぁ」
家内
「まずね、塾のほうで、“公立の中間一貫校対策”ってことで、受験は推奨してて、当然みーんな、合格してるのね、ただ、アタシが聞けた子は、全員私立にはいかないで、公立の普通高校に行くってことだった、全員だよ」
コスモ
「まあ~、そーなるよな、、ウチでもタイヘンだけど、他も一緒ってこと・・・。。ホントは私立の中高一貫校も、このあたりの生徒に入学してほしいんだろうけど」
家内
「だから、今思うと、『アイの成績にまで広げて』私立のほうも、合格通知出したのかなと思う、、少なくとも、アタシの知る範囲では、現時点で行く子はいないから」
あくまでも家内が聞いたハナシ・・・、実際のところは、よくわかりません。。
・・・とにかくもうウチでは、私立の中高一貫校へは行かないので、気にしても仕方がありません。。
それよりアイちゃん、アナタは今回、こうして中学受験を体験したわけだし、
公立の中高一貫校に合格した子には、早々に沢山の宿題が渡されるらしいぞ、
この経験ムダにしないためにも、高校受験本番前に慌てるんじゃなくて、もう今から意識してほしいんたけど。。
今回のことでは、イヤなキモチにさせちゃったかもしれないけど、
今度は3年後の高校入試でアイちゃん、おそらく確実に苦しむことになるだろうから・・・
・・・もう知らないとは言わせないし。。。
そんなアイとのといえば、ナニか小学校から借りてきていた本を読んだらしく
「ねえママぁ~、この本に載ってるやつ(レシピ)のパンケーキ、つくってみていい」
はい、頑張りました。。おいしかったです
ただねアイちゃん、意識するところ・頑張るところは、ソコじゃないんだけど、、
まあでも、考えてみたら、これがアナタの個性よね(#^^#)
好きなおにぎりの具材は
鮭にイクラ、あとはシーチキン、
梅に昆布も捨てがたい・・・、なかなかひとつに決められません(#^^#)
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