
紅葉を失う前は付かず離れずな距離感だったのに、気付けば心愛さんと毛繕いをする仲になっていました。
控室で元義妹と待つこと多分30分くらいだったと思います。
秋夜が戻って来て収骨をしながら部位の説明を受けました。
尻尾は11本で構成されていて、長い子は15本位あるらしいとか、妹が喉仏を横から見ると猫の型やねと話をしながら拾っていたら
本当にギリギリで入れる順番を考えたり、トントンされたり、最後に蓋を開け閉めしながら確認したり、カバーの中に入れる際は上から蓋で潰してました。
途中でワンサイズ上げて欲しいとも言えず、ここにはもう秋夜は居ないからと自分に言い聞かせながら、またもや母ちゃんは無になったり、、、。
何か、以前とは変わってしまった感を感じまして、紅葉をここに眠らせ無くて良かったと思いながら後にしました。
余談ですが、、、。
見送り前日から心愛さんが入院をしていたので花はテーブルの上に置いていたのです。
その中に旅立ち用にと用意していた紅葉が一本だけ隙間無くキッチリ生けていたコップの中から抜け出し落ちていて
それを見て2人で「秋夜、、、よわー」と笑ってしまいました。
紅葉はテレビを映らなくしたり、足音を響かせたり、お風呂場の電気を切ったり、早く送らないと何をするか分からん、、、と思っていたので
秋夜も何かやらかすのか?と少し母ちゃんは期待をしていたのですけど
何か秋夜らしいねと暖かい気持ちになりました。