発達障害は寝る事が下手なので昼夜逆転が起こり易いと医師から説明を受けたことがある。
確かに当時はですよねと思ったが、息子は幼稚園まで帰宅すると30分以上起きているのが不可能で
時には夕食も食べることが出来ず寝てしまうことが続き試行錯誤して外でご飯を食べて帰宅する事が多くなった。
帰宅する体力も残らないくらい園で遊び倒していたので、おこちゃま時代は良かったが
成長と共に体力も付きゲームへの依存が強くなり身体を動かすことも少なくなった頃から夜更かしが始まった。
昼夜逆転は突然始まる訳で無くて徐々に進行して行くのだが、当然ながら食事時間も徐々にズレ始める。
小学生が深夜お腹が空いて1人で食べる姿は何だか孤食を連想してしまうのだが、覗き見る限り何だか楽しそう。
しかし
その頃の母ちゃん睡眠時間は1週間で2桁が当たり前で、駅やバス停のベンチに座って待っているとついウトウトしてしまう。
電車で睡魔に負けたらアウトで「あ!終点まで乗り過ごしちゃったよ、、、折り返しで目的地まで30分だから、また寝られる。ラッキー」
からの
「あれ?まだ発車してなかったのね。ラッキー」←1時間半くらい掛けてまた終点に戻っていたことに気付いていない。笑
過去にも深夜徘徊をしていた方がいたので寝不足には慣れていたのだが、3人家族になりやっと普通の生活をしていたのに昼夜逆転者がいるのは本当に辛かった。
母ちゃんは何時に寝ようが不登校前の朝食を準備する時間に起き、毎朝ヨレヨレ状態でキッチンへ向かうと深夜の宴で使用した食器や鍋が複数置かれている。
慢性寝不足母ちゃんはソレを片付ることに限界が来て、食器は各自大皿2枚と多用器とご飯茶碗とコップのみにして全て処分した。
鍋はフライパンと片手鍋2つとゴハンが簡単に炊けないよう炊飯器も処分して土鍋でご飯を炊く生活にした。
今はそれなりに増えたが、それでも他のご家庭より物は少ないと思う。
でも何ら不便は無いし、逆にスッキリして生活はしやすくなった。
因みに
息子は一見乱雑に置かれているっぽい品の配置を記憶しているようで、少しでも動かすと分かる特殊能力を持っていて
娘はモノは置き去りにしてすぐに見失うので、時々母ちゃんに「その目は何の為に付いているんだい?」と言われている。笑
同じ製造元で同じ環境で育っても似たモノはあるが全て同じ(障害)ではないのが発達障害。
DNA解析が出来たのだから発達障害もいつか解析出来る日が来るかも知れない。