昨日、無事退院。6日ぶりに自宅へ。

漢詩、杜甫の「春望」(私が音読したもの)のかけ流しを始めて3日目にして入院・出産となり、取り組みは残念ながら中断していた。

娘は私の入院中、夜になると、記憶をたどりながら春望の前半部分を暗唱していたとのこと^ ^

娘は私の帰宅をとても喜んでくれて、昨日の夜は嬉しそうに、私に4ページ絵本を何冊か大きな声で暗唱してくれたり、春望も何度も前半を暗唱してくれた。
一緒に声を出そうとしたら「パパとママは言わないで」と言って一人で^^;

そこで娘が何度か暗唱してくれてから、
「ママもやりたいな。ママも読んでいい?」と言って、何度か私が春望を最後まで音読すると、その場で後半部分を覚えた!
子どもの脳ってすごいなぁ。

↓「ママそこに立って」というので立って暗唱を聞いた^ ^
後半部分は細かい間違いがあるけれど、今後かけ流しをして聞かせれば訂正されていくかなと。



ちなみに、今回、初めて漢詩の暗唱の取り組みをするにあたって気をつけている(気をつけた)ことは、以下のこと。

◉毎日、音源のかけ流しをする(または私が暗唱する)だけで、一緒に声を出すように言ったり、自分から暗唱を始めるまで読んでみてなどと言わない。

◉冊子や本は見せないで、音源のみ。

◉かけ流しの音源は、感情を込めた朗読ではなく、リズム感のある楽しそうで元気な口調で録音。

子どもはマネが好きなので、子どもにやってほしいことは、何でも大人が楽しそうにやる姿を見せることが大事なのかなと思う。

また、暗唱の取り組みとしてこれまで続けてきた4ページ絵本は、毎日絵本を見せながら読み聞かせることで暗唱できるようになっているけれど、
幼児教室のレッスン時に暗唱発表をする時には、娘は絵本を開いて見ながら暗唱発表する、というスタイルが定着している。

今回の漢詩の暗唱は、暗唱発表会のステージで発表することを目標にしているので、冊子を見ながら暗唱するクセをつけないようにしたかったので、冊子はなしで音源のみとした。
(しかし今のところ娘は、動画のとおり関係のない絵本を持って開いて読むように暗唱したり、
本を持たずに両手で本をつくってそれを見ながら読むように暗唱している^^;
完全に暗唱できるようになってから発表会までの期間に、発表するときの立ち方や話し方など含め、発表の練習をさせていこうと考えている。)

それから、音源は、YouTubeで春望を暗唱している子どもの動画や七田チャイルドアカデミーの教室での暗唱の様子を参考に、
感情たっぷりの朗読ではなく、テンポの良いハキハキとした読み方で録音。
(取り組み2日目にその方がよさそうだと気づいて録音し直した。)
テンポの良い音源のほうが子どもが音やリズムを捉えやすく、暗唱しやすいのかなと思ったので。

いよいよ今日から、また春望のかけ流し。
完全に暗唱できるようになるまで続けてみたいと思う。