取り消しの訂正。
時期尚早に答えはこない。
158#3
逆転のプロセス、すなわち取り消しのプロセスにおける最初のステップは、「獲得する」という概念を取り消すことである。
それゆえに、聖霊の最初のレッスンは、「所有するためには、すべての者にすべてを与えなさい」であった。
これは一時的に葛藤を増大させがちであると私は述べたが、今この点をさらに明確にできる。
この時点では、「所有すること」と「在ること」との同一性はまだ知覚されていない。
そう知覚されるまでは、「所有すること」は「与えること」の反対であるかに見える。
したがって、最初のレッスンは矛盾を孕んでいるように見えるが、それは葛藤のある心によって学ばれているからである。
これは相反する動機があることを意味する。
このため、そのレッスンはまだ一貫して学ばれることがない。
さらに、学ぶ者の心は自らの葛藤を投影するので、他者の動機について疑り深くなる。
これが、最初のレッスンの習得が多くの意味で最も難しいことの真の理由である。
あなたは依然として自分自身の中の自我を強く自覚し、他者においても主として自我に応答しているというのに、そのあなたが、どちらの自我に対してもあなた自身が信じていることが真実でないかのように対応せよと、教わっているのである。
