地獄車にいた頃は音作りは「フロイドローズ搭載のギターにディマジオのピックアップ、カナレのシールドでアンプ直結」でした。

アンプはマーシャルでもブギーでも5150でもヒューケトでもなんでも良かったです。上記の組み合わせでだいたいいつも同じ音(厳密には違うけど、基本的な印象はそんなに変わらない)になりました。

フロイドローズの倍音とディマジオのアグレッシブな音をカナレのシールドを経由することでぎゅっとまとめる、という感じです。

 

でもハラキリゾンビをやり始めてボードを組むようになって、MAXONのOver Driveで味付けするようになってから徐々に嗜好が変わってきて、セカンドアルバム出した直後にディマジオからダンカンに乗り換えました。

 

ちなみにOver Driveを使うようになったのはジストニアから回復した時に以前のように強いピッキングができなくなっていたからです。補強のために使い始めました。

今はピッキングも元に戻ったのですが、低音の引き締め効果と、音に飽和感を足すために引き続き使用しています。

 

実はセカンドアルバムをディマジオで録ったあと、完成した作品を聴いているうちに「ちょっとギターの音が強すぎる」という印象を持つようになりました。

ダメじゃないんですけど、今後自分がハラキリでやりたい音楽性には少し音が凶暴すぎるな、、、と。

 

ちょうどそのころESPからE-ⅡのST1が届いて、それに搭載されているピックアップがダンカンで、最初は「大人しいなあ」とか思ってたのが使っているうちにどんどん馴染んできて、そのあと個人的に購入したEDWARDSのVIPERにもダンカンが載っていてこちらも馴染みが良かったこともあり、2023年の春までには完全にダンカン派に変わりました。

 

なんというか、弾きながら歌いやすいんです。

自分のボーカルの帯域にぶつかってこない。

あと、倍音が出過ぎなくて、爆音の中で演奏しててもピッチ感が狂いにくい。

 

実戦的だなと思います。

 

荒っぽい音を出そうと思えば出せるし、ピッキングのタッチ次第では歪んだ音のアルペジオでもフレーズが潰れない。

 

今年録るサードアルバムでも使います。

 

リードギターではもしかしてディマジオの出番もあるかもしれません。

あの独特の高音の伸び方はやはり魅力的です。

 

結論としてはどっちも最高なんですけどね。

 

とりあえず今はダンカンです。

 

というお話しでした!

 

 

押忍。