今日はギャラの話。

 

基本地元のライブではチケットの売り上げをライブハウスやイベント主催者からバックしてもらったりしてます。

これがなかなかバカにならない。チリも積もればなんとやらです。

毎回のライブはこれプラス物販の売り上げがバンドの収入になってます。

 

こういうのは「ギャラ」ではないと思ってます。

 

そういうのとは別に「演奏そのもの」に対して依頼者が支払うものがギャラだと考えていて、そのギャラが欲しい場合というのはあります。

 

ケース1

我々がとくに付き合いのあるわけでは無いバンドを、誰かが招聘してイベントを組んで、それに前座として呼ばれた場合。

イベントコケて動員が、、、という場合はともかくパンパンの満員になっているのにギャラが全然無かった場合、これはビジネスマナーとしていかがなものかと思います。

頼まれて前座やったのにね。一生懸命主役をヨイショしたのにね。

もちろん人が多かったら物販も売れるので赤字ではないですけど、それにしても、、、、です。

 

ケース2

コロナ中にあったことです。

すでにヘッドライナーとして出演が決まっているライブに「補助金下りるからこっちに任せてくれない?」と言ってきたバンドなりイベンターがいて「行政との手続き済むまで告知は待っててね」と言うので仕方なくぎりぎりまで宣伝を我慢。

おかげで当日会場スカスカ。

「でも補助金おりるんならギャラは出るだろう」と思ってたら自分が売ったチケットのわずかばかりのバックが出ただけ。

 

 

以上二つのケースを書いてみましたけど、別に金額は安くてもいいんです。

駐車場代程度でもいい。

気持ちの問題です。

 

出せないなら出せないでそう言って欲しい。

事情があるなら聞きます。

補助金なら収支を教えて欲しい。

手間賃欲しいなら堂々ともらってくれていいです。

 

とにかく「知らんぷり」しないで欲しいです。

 

 

バンドの世界、こういうのが多いです。

 

みんな、ちゃんとしたほうがいいよ。