26年前に地獄車に加入して、それにともなってESPのモニター(エンドーサー?いまだに区別がつかない)になりました。
すぐに既製品のM-Ⅱを送ってもらって、そのあとオリジナルのM-Ⅱをあつらえてもらいました。
担当の方から「ネックの希望とかある?」ときかれて「シャーベルみたいな薄いのがいいです」と答えたのを今でも覚えていて己の非礼を反省しております。笑
でも希望通り薄いネックのギターが届きました。
非常に弾きやすくて、あとはやっぱり嬉しくてその後数年間、1日最低5時間は弾いていたと思います。
使っていて感じたのはとにかく頑丈。
あと、低音が引き締まっている。
そしてミドルに粘りがある。
音の立ち上がりが速い。
自分の体の一部として数百本のライブ、そして百数十時間にわたるレコーディングを共にしました。
あまりにも馴染んでしまったので、それから20年くらいは「試してみたいギターある?」と聞かれても「ありません」と答えるばかりで私はモニターとして全く仕事をしていなかったなとこれまた反省です。
でもコロナが始まってからライブが無くなってしまい、自分がギタリストとして人前で活動することができなくなり、家でひたすら一人で弾く時間が発生。
それで改めてギターという楽器そのものに向き合うことになり、20年以上ぶりにESPさんに「新しいギターを試してみたい」と連絡をすることになりました。
最初SNAPPERを考えていたのですが、24フレットモデルがその時ほとんど無かった。
それで提案してもらったのがE-ⅡのST-1です。
そのレビューはこの記事に書いていて今でもアクセス数が多いです。
本当に良くて現在メインギターになっています。
最初はM-Ⅱと交互に使っていましたが、だんだんST-1の方が出番が多くなりました。
長時間演奏していて、自分もメンバーもお客さんも疲れない。そういう音がします。
あと、立って歌いながら弾くときにローポジションがM-Ⅱより近い。ヘッドが近いんです。おかげでかなり楽です。
今、ライブではだいたいこれです。
レコーディングも、セカンドアルバムまではM-Ⅱでしたが、去年出したシングル「片足棺桶」ではST-1を使用しました。
おそらく今年録るサードアルバムでもこれを使うと思います。
HARAKIRI ZOMBIEの次回のアルバムでは私なりのST-1サウンドを余す所なく表現できると思います。
本当にいいギターなので同じ価格帯のギターで悩んでいる人の背中を押してあげたい。
おすすめします!
以上、今回は久しぶりにギターのお話でした。
ではまた。