今日はスタジオワークへの復帰を見据えてメトロノームに合わせた練習をしていました。

ダウンピッキングのシンプルなリフをBPM100から始めて徐々にテンポを上げていき、30分くらいかけて最終的にBPM170台後半まで持っていきました。

ここより上は、ピッキングが少し変わってきますし、刻みが入る場合もさらに変わります。アクセントの強弱の幅も変わります。

なにしろハラキリゾンビに専念する前は二十数年間「一番遅い曲でBPM180台」という世界でやってきたので(笑)、こういう妙なボーダーラインができてしまってます。お恥ずかしい事です。

 

今日はあくまでもHARAKIRI ZOMBIE の曲のための練習であってスピードアップが目的ではないので、上記のテンポの中で行いました。

 

で、弾いてるうちに惚れ惚れしたのが、ギターのポジションマークのさりげない美しさ。

夜光貝(アバロン)です。

自然界から獲れるものなので一つ一つ表情や色が違います。

この紫号のはESPさんが狙ってのことなのか、紫っぽい色合いのものが使われているように感じます。

 

私、正直に告白しますと、これまで自身のギターの美しさに鈍感過ぎたと思ってます。

性能一辺倒、、、とまではいきませんけど、装飾性みたいなのにあんまり意識がいってなかったかもしれないです。

 

でも、なんでしょうか、ここ数ヶ月、本当に自分のギター達の事が愛おしく思えるようになってきています。

病気で一度現場を離れて、演奏の代替行為として楽器そのものにじっくり向き合ったおかげでしょうか。あるいは早くこの楽器達と現場に復帰したいと願う気持ちが細やかな視点を与えてくれたのでしょうか。

だとしたらこの運命に感謝です。

 

ということで今日はポジションマークの美しさに「はっ!」とする思いでした。

この紫号だけでなく黒号も茶色号もやはりアバロンのポジションマークが美しく輝いていました。

うっとり。

 

今日は改めて私がいかに素晴らしいギターと音楽をやってこれたか再認識しました。

20年以上使ってきてなお新たな魅力を発見させてくれるところに、ESPのギターの凄みを感じます。

そしてずっとサポートして頂いてることに心から感謝です。

 

本当に幸せなギタリスト人生を歩んでいると、色々なことに感謝です。

 

以上、今回も読んでいただきありがとうございました。