第7章 韓国ドラマ映画 
198. ドラマ 黄金の仮面❷
 
 
 
 
サッカーW杯が始まってから終了する迄の凡そ1カ月間もの間、日本でKBSニュースの放映が中断を余儀無くされるので、最近私がKBS ワールドに加入して居る意味が果たして有るのか、少々疑問に思えて来ました。
『KBSニュース』を毎日朝晩1時間づつ、現地と同じ内容を生放送で見られる事が私にとって1番の楽しみだったので。

 

 

思えばこの1年間は日本のニュースもそっちのけで韓国ニュースばかり観て居ました。
日本のニュースならyahoo!などのネットニュースで充分です。
足りなければ土曜日の夜、TBSの『情報7daysニュースキャスター』などでも補強可能です。

 

 

KBSニュースは同じ公営TVでもNHKとは異なり、芸能ニュースや文化ニュース、出版図書の案内や外国のユニークな話題など様々なコーナーが有り、お堅いだけでは有りません。
細かい現地の話題が盛り沢山で、ニュースを観て居るだけでまるで韓国に在住するかの如く色んな話題が手に取る様に分かります。
まさに韓国情報通になれるワケです。
しかし、それがストップされてしまうと…
今の私の様な「情報難民」に陥ります。

 

 

仕方ないので、今は対処療法でNHK BS1で放送する「ワールドニュース」「アジアニュース」で気を紛らせて居ます。
それらの番組でも韓国KBSニュースは同時通訳を介して一部流れるので多少の慰みにはなります。
しかし所詮は大勢の国のニュースの一部なので、私からすれば「欲求不満」そのものです。
 
それにしても不思議なのは、コチラのワールドニュースではKBSニュースに於けるサッカーW杯の結果などが普通に流れる事で、KBSワールドとどう違うのか教えて欲しいです。

 

 

ニュース以外に目を向けると、勿論KBSワールドでも新しめのドラマやバラエティー番組なども放映してくれるので、ニュースが無くても全く意味が無いとは言えません。
当然、人気のドラマはKNTV衛星劇場、他のOTTサービスなどに持って行かれるのでそこまで夢中になる程のドラマは少ないですが、ホームドラマの類いが充実して居るのです。

 

 

本国とタイムラグは生じるモノの、韓国で人気の最新作を放映してくれます。
 
以前韓国で一大ムーブメントを巻き起こした『紳士とお嬢さん』も日本でいち早く観る事が出来、何度かナミダも流しました。
月々750円でココまで放送してくれたら元は取れるかも?とも思います。

 

 

それにしてもホームドラマは全100話、120話もの長〜いドラマですから、演じる方も大変でしょうが、観る方もかなりのエネルギーが要します(笑)。
30分を週5回ですから約半年の間平日30分づつ毎日付き合う事になります。
 
100話、120話と聞くと気が遠くなりますが、実際に観て行くとそれはそれであっと言う間で、ご存知の通り私はドラマにせよバラエティー番組にせよ、ニュースにせよ✖️1.5倍速で視聴する、視聴者の風上にも置けない『なんちゃって視聴者』ですから(笑)、あっと言う間です。

 

 

倍速視聴に慣れてしまうと、忙しい中でも何とかスケジュールをこなす事が出来るので辞められません。
イライラする事が多いマクチャン(どん詰まり)ドラマ『黄金の仮面』も難なくスルーして観る事が出来ます。

 

 

目下34話、35話あたりから大分イライラが解けてスッキリして来ました。
優柔不断な主人公ユ・スヨンを数々のワナで陥れて来た悪人ソ・ユラへの反撃が本格的に始まったからです。
 
ソ・ユラユ・スヨンの息子ソジュンに対しかなり酷い「児童虐待」を行なって来ました。
この児童虐待が余りにひどく、韓国でも問題にされた程です。
ようやくソ・ユラの本質を知ったスヨンソ・ユラにバッグを投げ付けて大騒ぎして怒ります。

 

 

「自分の夫に不倫まがいの非常識な真似をするな」とイキるソ・ユラに、「まさしく以前、お前が私にした行動だ」と投げ返します。
悪のヒロインソ・ユラは日本で言えば「盗人猛々しい」ウリマル(朝鮮語)で言えば『賊反荷杖チョクパンハジャン적반하장(ドロボーが却って家の人に杖を振りかざす)』と言うフレーズがまさにピッタリな悪人なのですが、何か事がバレても言い訳が達者で、ムカムカさせる演技が上手いです。
 

 

そのウソが周囲に段々とバレ、化けの皮が剥がれて行くサマが痛快です(笑)。

 

どうやらアメリカでデザイナーの大学を卒業したとの触れ込みだったソ・ユラは偽モノの様です。

そのウソをひとつひとつ暴いて行く緊迫感が面白いです。
やっとスカッとする展開にイライラが多少解けましたし、韓国での視聴率も右肩上がりで上がりました。

 

 

この様に今の所面白いのですが、これからコワイのが、長〜い韓国ドラマならではの大問題「中弛(だる)み」
折角涙と感動を与えてくれた『紳士とお嬢さん』でも同様でしたが、半分過ぎ辺りから主題が曖昧になります。
 
この『黄金の仮面』でも50話辺りから「復讐」と言う主題が曖昧になってしまう退屈な「中弛(だる)み」が起こってしまうそうで、100話もの長さになると緊迫感有る主題をそのまま維持する事は非常に困難な模様です。

 

 

一緒について来た視聴者を裏切る行為にも等しいこの「中弛(だる)み」イカゲームの様な短めのドラマでは顕在化せず済みましたが、長いホームドラマとなると、そのワナから這い出るのは非常に困難な模様で、ネットニュースなどをチェックすると『黄金の仮面』では中盤辺りからスヨンカン・ドンハとの恋愛や三角関係、その恋愛に反対する親兄弟との葛藤など、復讐とは無縁のマクチャン(どん詰まり)がドラマの流れを妨げてしまうそうです。

 

 

そもそも復讐と言う名の「マクチャンドラマ」なのですから、感動やスッキリを望むのは野暮と言うモノでしょう。
マクチャンドラマはどん詰まりを楽しめば良いのですから。
有り得ない事柄のオンパレードですが、飽きずに視聴を続けたいと思います。
早くKBSニュースが復活する日を待ち望みながら、マクチャンドラマと細く長く付き合って行く事にします。
 

 

#韓国ドラマ #韓国時代劇ドラマ #韓国映画

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