第7章 韓国ドラマ映画 
186. ドラマ私たちのブルース❹
 
 
ご報告ですが、小生不覚ながらコロナ陽性反応が出てしまいました。
家内が月曜日に不調を訴えたので、ミックスツインズは接させず私が家事全てを賄うと同時に、隔離された家内のケアまで行いましたが、彼女が大分良くなって来た金曜日位から私も不調になってしまいました。
バイデンのウィルスが移ったかな?
元々リビングで寝起きして居たので、そのまま私が占拠、ワンルーム状態です。

 

 

家内は2階の寝室、ツインズは自分の部屋に隔離、風呂と洗面所以外は2階で生活させて居るので、もう3日間顔を合わせて居ません(ナミダ)。
何が辛いってウチのツインズの顔が見られない事が一番辛いです。
私が親バカを卒業出来るのはいつの日でしょうか?
 
家内は殆ど症状が無くなり、検査キットでも陰性反応だったのでツバメの様にツインズ2人の生活を面倒見て居ますが、完全冬籠もり状態です。
幸い月曜日の日にスーパーで相当買い占めしたので、食べ物には困りません。

 

 

慣れて見るとワンルーム生活も楽しいモノです。
我が家にはTVが1台しか無いのでツインズはもう3日もTV番組が見られませんが、今の若者はスマホさえ有れば何も要りません。
その気になればスマホでNetflixも視聴出来ますが、ウチの子たちはウェブ漫画視聴とゲームが出来れば何も要らない子たちです。
その上、引きこもりが苦では無い子たちなので、1週間位はアッと言う間でしょう。
 
片や私はする事が無く、課題であるTV視聴する「使命」を存分に果たせますから、迷惑なのは私のブログ記事を半ば強制的にチェックさせられる知人と読者の皆さま方のみと言うワケです。
そうでなくても記事更新頻度の高い私の事です。
ヒマが出来たとなればここぞとばかりブログ記事を書き殴る事でしょう。
お目汚しを厭わないと買って出て下さる皆さま方、是非ヒマなジジイの世迷言にお付き合いくださいませ。m(_ _)m

 

 

さて、コロナの症状として元々熱は出にくい体質なので、さほど御座いませんが、ノドが痛み咳がいっぱい出ます。
その上、ここからが本質ですが、よせば良いのに「私たちのブルース」を連続視聴してしまったので、ナミダナミダで、鼻水が止まりません。
そうでなくてもノドが痛いのに痰が切れず、ノドがゴロゴロします。
これ程枯れ果てたジジイのナミダを誘うとは、このドラマ『犯罪』です(笑)。
思わぬ箇所で、不覚のナミダが止まりません。

 

 

私は捻くれて居て、ウリマルなら「チョンケグリ(青ガエル)」,日本語なら「天の邪鬼あまのじゃく」ですが、朝鮮の「チョンケグリ」には親不孝と言う意味も含んでいるのでソチラの方が重く、シックリ来ます。
そうです、ひねくれ者は親不孝なのです。
アボジの意向を無視して「赤い道」に足を突っ込んだ事、朝鮮大学に給費生で行く事についても反対され家族会議で大泣きしました。
親孝行をコレからと言う時に亡くしてしまった事など、今も悔やみに悔やんで居ます。
そんな事を思い起こさせてくれる16話、17話。
幼いウンギとおばあちゃん「国民オンマ」ことコドゥシム演じるチュニエピソードにはナミダのフルコースです。

 

 

経てど経てど、ナミダ(プラス鼻ミズ)が止まりません。
幼い子と老人を全面に出して哀しいお話を紡ぐなんて、ルール違反です。
日本では芦田愛菜ちゃんレベル以外、子役のセリフは『言わされ感』アリアリで、白けて感動も吹っ飛ぶのが常なのですが、何故か韓国の子役はそんなあざとさを感じさせません。
思うに、演技が上手いせいも有りますが、日本語と違い「赤ちゃん言葉」が発達して居て、「言わされ感」が緩和され、自然に感じるせいだと、最近では思っています。
確かに日本のドラマ映画では(オイオイ、子どもが普通そんな言葉使わねーダロ?)と思う言葉がポンポン出ます。

 

 

例えば「私を崇めなさい 나를 추앙해요」と子どもに言わせて居る様なモノです。あぁ、コチラは『私の解放日誌』のセリフでしたか?(笑)
余談ですが、『私の解放日誌』を我が家の家内が『私の野生日誌』と言い間違いして居ました(笑)。
確かに主人公3兄弟は野生の生活をして居ましたっけ。クーさんも。

 

 

野生の街で大きくなった家内(千葉の船橋で幼い頃ブタやニワトリを飼って商って暮らしていた)と一脈通じるモノが有りますか?
一方の私と言えば、貧民街でしたが、東京駅から直線距離5km、今では新都心とも称される東京の純正「下町」で、自然とは一切無縁の、緑も少ない「工場(こうば)と家だけの無機質な街」に住んで居ましたから、「野生」と言う言葉に耳がそば立ちます。

 

 

寄り道が過ぎました。
とにかく、この回は「訴訟モノ」です。
具合悪いジジイのナミダとハナミズ返せ❗️と声を大にして叫びたいです。
 

オマケの、両親に反対され侮辱を受けるのが辛いと、キムウビン演じるソンジュンの家に挨拶しに行く事をイヤがるハンジミン演じるヨンオクの懸念通り、初対面の際、不機嫌だった両親が食卓に着くなりヨンオクのお茶碗にオカズを取り分けてあげながら、オモニが1人で障がい者の姉を抱え、どれだけ大変だったかとナミダする場面で私もナミダのダムが決壊しました。

 

 

チェジュ済州島の人々の気難しいけれど暖かい心を持つ「島民性」が最高のカタチで描かれたベストシーンでした。

この様にこのドラマはゲリラ豪雨の様に、急に視聴者に不意打ちを喰らわし、ナミダとハナミズを絞り取る事は以前のレビュー記事で再三報告済みです。

 
なら、「17話〜20話は尚更ボロ泣きだっただろう?」とお思いでしょう?
所が、私は先程も述べた通り、ひねくれた性格でして、「泣け!」とばかりにコレでもか?と投げ付けられるアイコンには白けてしまうんですね。
勿論、長年(?)の疑問は解けましたよ。
イビョンホンキムへジャさんの親子の葛藤の一部始終とその解消を。
そして大いに感動しましたし、理解しました。息子の気持ちを裏切ってまで屈辱を耐えて耐えさせたオモニの心情を。

 

 

誰もが貧困と真正面に向き合って居た時代、私もうっすらとだけ経験済みですが、日本で言う高度成長前の1950年代、人々は食って行く事に必死でした。
韓国ではそれが1980年代以前(〜1970年代)ですから、さほど遠い過去では無いのです。
以前記事にも書きましたが「ポリッコゲ(麦の峠)」と言う、餓死と隣り合わせの苦しみが目の前に存在したのです。
我が子を飢えさせまいとオモニが選択した判断を、本人以外誰が責める事が出来るでしょう?
 
そんなこんなで、大いに感動はしましたが、ナミダは出ませんでした。
その前段階でナミダとハナミズを全て使い果たしてしまったせいも有るとは思われますが。

 

 

ちなみに韓国では視聴率全国14.597%、首都圏15.719%で有終の美を飾ったそうですから、流石は「韓国のハリウッド俳優」イビョンホンと、コレまた「国民オンマ」キムへジャの共演です。

 

でも私が矛盾して居るのは、そのあと千葉テレで放映したソフィア・ローレンの往年の名作映画『ひまわり』は1.5倍速で拝見しても、(相も変わらず)ボロボロ泣きなんですけど(笑)。
感動とナミダに飢えてらっしゃる方々、是非『ひまわり』観て下さいね?
1970年公開の古い名画ですが、2020年にリマスターを終えたそうで、Amazonプライムのダウンロード数でも1番人気だそうですから、押し売りでは無い感動を貰えますよ〜♪
と、ただ悲劇のヒロインの心境に浸りたいだけの泣き虫がほざく「世迷言(よまいごと:中島みゆき作の歌で有りましたね)』ですからお相手なされぬ様オススメします。

 

 

本当はドラマレビューの最終回として、チェジュ済州島と本土の違い、差別問題などをドラマと絡めて書こうと思いましたが、思いの外長くなり過ぎてしまったのでコレくらいにさせて頂きます。
もうすっかりドラマトレンド「ウヨンウ」に移っているこの時点でようやくドラマ視聴を終えた「浦島太郎」的レビュー記事、今更感満載でしょうが、2年間も成長なしに相変わらずおバカな記事を900個も書き殴って居る「シーラカンス」を可哀想に思って何卒ご容赦下さいませ。

 

 

またトレンドに乗っかり、有意義な記事が書けるように、コロナの充電期間、日々精進して参ります。
では、これにて『ひまわり』『私の解放日誌』ならぬ『私たちのブルース』レビュー記事、一件落着です。
また「書きたくなったドラマ映画」レビュー記事でお会いしましょう。
 

 

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