第7章 韓国ドラマ映画 
175. ドラマ私たちのブルース❷
 
 
 
 
今日8話で、思わずひとり泣きました。
ボロ泣きです。
思わず呻きそうになったので、家内にバレない様に必死に声を堪(こら)えて泣きました。
幸い、家内は横で軽くウツらウツらだったので気付かれなかったと思います(この記事を読めばバレますが99%観ないんです:笑)。

 

 

 

大事にして来た高校生の子どもたちの突然の妊娠騒動。
これをキッカケに始まる親との不協和音。
親の無理解に接した子どもたちの、これまで耐えて居た親への爆発が、同じ子どもを持つ親として身につまされます。

 

 

果たして自分は子どもたちに恥じない親として生きて行けてるかな…と。
 
そして、8〜9話を見終わり一言で感動しました。
誇れぬ過去を抱え、あらゆる悪口を言われ、それでも子どもの将来の為に命懸けで生きて来ても子どもたちに裏切られ、崩れる父親たちパン・ホシクとチョングォンの、過去の経緯(いきさつ)多い友情にも。

 

 

こんな急に人をボロボロ泣きさせるなんてオキテ破りです(笑)。
 
今や長い事犬猿の仲(앙숙怏宿)になってしまったパン・ホシクとチョングォンが、子ども同士の妊娠事件をキッカケに、互いの誤解と気持ちを吐露し、互いの涙の中で和解しますが、台詞(セリフ)が粋です。

 

 

訪ねて来たパン・ホシクはヨングォンに言います。
「ジョンヒョン(ヨングォンの息子)を許してやってくれ。
それとコレからアニキって呼ぶよ。」
 
それを受けてヨングォンが言います。
「何だ?ヤクザみたいに。(実際に過去ヤクザでした)
サドン(相舅:あいやけ〜婿の親と嫁の親との間柄)って呼べよ。」
 
粋な会話です。
 

 

それと、前回も述べましたが、舞台やスタイルは異なれど『スルイセン슬의생(賢い医師生活슬기로운 의사생활)』の世界を彷彿(ほうふつ)とさせます。

 

<ペ・ヒョンソン>

 

『スルイセン』で研修医役のミックスツインズホンドとユンボクの片割れを演じたペ・ヒョンソンが良い味出してます。
上記ドラマに出演して居た時にも思いましたが、どこと無くパク・ポゴムに似て居ます。
と思ったらパク・ポゴム2世との異名が有るそうな。
「だろう〜?」と家内にドヤ顔しました(笑)。真っ先に私が述べたので。

 

<パク・ポゴム>

 

全く無関係ですが、上記ドラマ(賢い医師生活)でミックスツインズの名前がホンドとユンボクと有るのが洒落れてます。と言うかふざけてます。
 
ホンドは朝鮮王朝時代の画聖キム・ホンド、ユンボクは同じくライバル関係に有ったとされるナゾの画家シン・ユンボクです。
さしずめ日本の江戸時代の名画家葛飾北斎とナゾの画家写楽の様な。

 

 

シン・ユンボクが女性でキム・ホンドと恋愛関係に有ったと言う大胆な仮説で制作された史劇ドラマ「風の絵師바람의 화원」は以前にもレビュー記事などで述べて居ますが日本でも好評を博したヒュージョン史劇です。

 

<ドラマ 風の絵師>

 

小粒のドラマながら絵画〜朝鮮画・東洋画の世界をスクリーンに写した様な淡い色彩で、伝統の音楽と名画を惜しげも無く使用し独特な雰囲気を醸し出してくれました。

 

<ムンチェウォン>

 

ムン・チェウォン、ペ・スビンが特にステキで、チョンジョ正祖時代のイメージを大きく膨らませてくれます。
長く経った今でも思い起こさせてくれる、私の大好きなドラマです。

 

<ペスビンのチョンジョ>

 

脱線が過ぎましたが戻ると、彼ペ・ヒョンソンの存在で、コジつけですが『スルイセン』との繋がりを感じさせてくれます。
 
私はチェジュド済州島を舞台にした人情ドラマが2回目で、以前にもユ・ヨンソクカン・ソラ主演の『メンドロン・トトッ』で楽しみました。
 
<メンドロントトッ>
 
あ、そう言えば同じくイ・ビョンホン主演の『オールイン』も舞台が済州島でしたっけ。
コチラはカジノを描く為に済州島を舞台にしただけで、いつもの『竜頭蛇尾』、何の余韻も残らない、カス・ドラマでした(ドラマとイビョンホンファンの方スミマセン:笑)
 
チェジュの事、実際の所良く分かりませんが、私のイメージとしては「北海道と沖縄を足して2で割った」存在です。

 

 

❶本土と離れ独自の歴史を歩き、
❷政治犯の流刑地として様々な文化が流入し、
❸おおらかな南国の気候と厳しい経済の双方に囲まれ、
❹特に「救国の歴史的大事件」を経験し、
❺島国の優しい人柄溢れる人気の島、
❻東洋のハワイと称えられ、内外の人気を集め、
❼ソウルから飛行機で1時間と言う利便性から人の往来が絶えない。
 

 

ドラマ『私たちのブルース』はこの様な特殊な場所を舞台に、人間関係が狭く噂話の絶えない、ある種煩わしさは多いに有れど、それすらも超える人情味溢れるチェジュ済州の魅力を満載したドラマだと言えます。
 
余りの感動に、つい筆を取ってしまいました。
再度、出没させて頂きます。
 
 
#韓国ドラマ #韓国時代劇ドラマ #韓国映画

 愛のムチならぬ愛のポチお願いします ↓

 にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ 

  ブログランキング・にほんブログ村へ

ブログ村に参加して居ます↑
↓読書登録はこちらから↓
韓国・朝鮮よもやまばなし - にほんブログ村