第7章 韓国ドラマ映画 
145.アメンオサ暗行御史❶
 
 
 
 
Google検索で圧倒的な検索結果を誇るキーワードが『アメンオサ暗行御史』です。
『キーセン妓生』と並び日本で韓国ドラマ・歴史関連でダントツの人気キーワードの『アメンオサ暗行御史』は韓国朝鮮では圧倒的な知名度を得ており、世界的にも有名な古典小説『チュンヒャン春香伝』で映像的にも有名です。

 

 

余談ですが、ドラマ『イカゲーム』の最終ゲームでも有り、タイトルの元になった「イカゲーム」にもフリーになった存在として「アメンオサ」と言うキーワードが登場します。
 
韓国ドラマでも幾たびか制作されており、期待して居た所、この度新たに制作され好評を得たとの事で、視聴出来る機会を心待ちにしておりました。

 

 

すると、新大久保のコリアンタウンで偶然DVDを発見、嬉しくてすかさず衝動買いしてしまい視聴と相成った次第です。
 
まずは概要から。
 
エル(キム・ミョンス)主演で贈る、朝鮮王朝時代の王室の秘密捜査官「暗行御史(アメンオサ)」の活躍を描いた痛快時代劇。
民衆の無念を晴らすため、不正腐敗に立ち向かう!

 

 

INFINITEのメンバー、エル(キム・ミョンス)が主演を務めるコミカルミステリー時代劇「暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~」。
アメンオサ暗行御史とは民衆の無念を晴らすために、不正腐敗に立ち向かっていく朝鮮時代の王室の秘密捜査官。
本作は、その暗行御史と御史団の痛快な活躍を描く。

 

 

「ただひとつの愛」のエル(キム・ミョンス)が昼間は官僚、夜は遊び人という二重生活を送りながら、突然、暗行御史に任命されてしまう主人公のソン・イギョムを好演。
韓流を代表する歌手であり、俳優として成長した彼が、社会を正すために努力する暗行御史を演じることから関心を集めた。

 

 

また、妓生に扮した茶母(タモ)のホン・ダイン役に「梨泰院クラス」のクォン・ナラが、イギョムの小間使いのパク・チュンサム役に「ウラチャチャ My Love」のイ・イギョンがキャスティングされ、エル(キム・ミョンス)と共演。
 
「カンテク~運命の愛~」「不滅の恋人」など多くの本格時代劇の演出を手掛けたキム・ジョンミンが贈る、新たな時代劇。
 
(引用 WOWWOW公式サイト)

 

 

この触れ込みだけでも、どう描くのだろうかとワクワクしませんか?(私だけ?:笑)
 
次にストーリーを。
 
朝鮮王朝末期、目標も野望もなく今日だけを生きる弘文館の役人、ソン・イギョム(エル(キム・ミョンス))は首席合格した人材だったがトラブルを起こしてしまい、義禁府に捕まってしまう。
 
そんなイギョムに対し、都承旨のテスン(アン・ネサン)はアメンオサ暗行御史になって罪を償うように命じる。
 

 

命令に従い、社会を正すために努める新人の暗行御史となったイギョムは、美貌の持ち主で、聡明な茶母のホン・ダイン(クォン・ナラ)とともに事件を解決していく。
 
(引用 WOWWOW公式サイト)

 

 

アメンオサについては以前ワンポイントコラムで記事を書きました。
 
アメンオサの記事はコチラ
詳しくはこの記事を読んでもらう事にして簡単に述べると、アメンオサは国王の派遣する一時職の密使として送られ、地方官吏の善し悪しと民の苦労を聞き込みして戻り、王にありのまま報告することを職務としました。
 
日本で言えば水戸黄門や遠山の金さん、隠密同心の大江戸捜査網と言った感じですが、架空のそれらとは違い、コチラは実在しました。
 

 

有名な暗行御史としては、我が国著名な儒学者退渓リファン李滉説話文学で韓国で知らない人が居ない程有名なパクムンス朴文秀百科全書的な実学者茶山チョンヤギョン丁若鏞朝鮮最高の名筆で有名な秋史キムジョンフィ金正喜などが居ます。
 
描き方によってはかなり面白いドラマになる事請け合いです。

 

 

早速1,2話を視聴しました。
派遣されたアメンオサが何者らに逆襲を受け、命を落とします。
1か月後、待てど便りの無いアメンオサに業を煮やした国王とスンジョンウォン承政院のトスンジ都承旨は新たにアメンオサを抜擢、ひょんな事から選ばれてしまった主人公と仲間2人が珍道中を繰り広げるキッカケが描かれました。

 

 

1,2話を視聴した印象はテンポが良く吸い込まれ、楽しそうな予感がしました。
過去を抱えた主人公と下僕のお供、そしてこれまた悪縁のヒロインとのやり取りが楽しく、陰謀と危険の待ち構える現実にどう立ち向かって行くか興味津々です。

 

 

韓国での評価を覗くと考証は気にしないほうが良いと有りました。
実際の背景は高宗時代(1860年代〜)と推定されるそうですが、作品内のように暗行御史客死者が多かったらしいです。
 
とは言え、ドラマの様に臣下たちがアメンオサの派遣に反対すると国王に進言する事は無かったとの事。

 

 

朝鮮王朝実録でも臣下たちがむしろアメンオサ御史の派遣を督促する場合があったし、御史派遣を禁止した事はなかったそうです。
 
また、アメンオサは過酷な任務でしたが、新参者が派遣された事もやはりなく、選抜基準はある程度経歴のある中級管理者から派遣されたそうです。
例えば遅い年齢で科挙に合格してなんと58歳で暗行御使に出た人物も居たとの事です。

 

 

ドラマはイケメン俳優と男装の麗人とのロマンスを絡める意図でこの布陣と相なったのでしょう。
ビジュアル的には確かに美男美女で目の保養になります。

特に何と言ってもキム・ミョンスのビジュアルがダントツで目を張ります。

聞けば軍隊入隊前の最後の作品だとか。

 

 

韓国では当初低調で、裏番組に人気作『ペントハウス』が放映されて居た事も有り、5~6%台を行き来して居たそうです。

 

 

しかし、『ペントハウス』放映終了後、ウナギ上りに上がり、8%台まで上がってその後もずっと上昇を見せ、10回では「魔の10%」と呼ばれる10%を突破しました。
最後の回で独自の最高視聴率14%を記録し、有終の美を収めたとの事でした。

 

 

ストーリーさえ間違えなければ面白く無い筈が有りません。
今後、「アメンオサ」と言う人気素材をどれだけ生かしてくれるのか、シッカと見極めたいと思います。
DVD BOXなのでフルタイム視聴でストレスフリーです(笑)。

 

 

忙しい毎日、会社仕事に〜韓ドラに〜韓国ニュースに〜韓国映画に〜読書に〜挙げ句の果てにはブログ記事執筆と大忙しの毎日(笑)。
救いは子どもたちの相手をしなくても済む事位です(笑)。
ホント、いつ寝れば良いやら超ハードスケジュールの毎日ですが(笑)、懲りずに続けたいと思います。
 
ではまた、ドラマ視聴に合わせ出没させて頂きます。
 

 

<韓ドラお約束のサービスショットも健在:笑>

 

<参考文献>
나무위키

 

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