第7章 韓国ドラマ映画
85. 韓国ドラマ 哲仁王后チョリンワンフ❶
 
 
 
2022年9月9日よりテレビ東京系列にて哲仁王后チョリンワンフの地上波初放送が始まります。
その前のインターバルとしてお読み下さい。
 
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余談ですが、今日(7月14日)コロナワクチン1回目を摂取しました。
船橋はファイザーだそうです。
1回目は良しとして、気になるのは2回目です。
次回は8月4日との事ですが、どうなるのかドキドキです。
昔から感染症とか罹った事無いし、風邪も滅多にひかない健康体質だったので、自分の体力を過信し過ぎる面が有りますが、果たして…
 
8月4日にブログの更新が出来るか乞うご期待(笑)。
と言っても、私は前もって期日指定記事を良く書いて居るので、生の記事を書いてるのかどうか、分かりにくいかも知れませんけど。
 
 
どうでも良い話題はこれ位にして本題に。
待望のドラマ「哲仁王后チョリンワンフ」がいよいよ日本で放送を始めました。
韓国で話題になったドラマなので首を長くして放送開始を待って居ました。
 
 
「愛の不時着」「サイコだけど大丈夫」などヒットを飛ばした『tvN局』の土日ドラマで、「スタートアップ」「ヴィンセンツォ」の間に放送したドラマなので、当然、Netflixでの配信を期待して居ましたが、フタを開けて見ると何とノーマークだった衛星劇場(!)
 
これはあんまりです。
前にも書きましたが、ケーブルテレビ局でカルテルを組んで居るのか、話題作を一定のケーブル会社に偏らない様に分散させて居る向きが有ります。
 
どうしても全部観たければ、その都度ケーブルテレビ会社に入らなければならず、Netflix以外は今後DVDでもリリースされる事が多いので、遅れて視聴出来る機会は今後有りますが、とっても良い気がしません。
 
 
入会するにも月会費が結構掛かるので、全て網羅する訳には行きません。
確かに高騰するテレビ放映権を取得するには高い会費が必須でしょう。
 
段々とセクト化が進み、『全国民的番組』って難しくなって行きますね。
タダで(NHKは有料ですが)何の悩みも無く当たり前の様に地上波放送で、観たい新番組が見られた頃が懐かしいです。
 
と言う事で、「哲仁王后」も無料放送の第1話のみ視聴しました。
本来、韓国ドラマは週2回放送なので、2話が1話分だと言えますが、仕方有りません。
1話のみ視聴してのレビューを書かせて頂きます。
 
 
まずはシノプシス(概要)から。
 
韓国ドラマ「哲仁王后」は、不意の事故で韓国を代表する“虚勢男(虚勢を張る男)”の魂が入りこみ、“あの世のテンション”を持つ事になった王妃キム・ソヨンと二つの顔を持つ王・哲宗の間で起きる魂入れ替えスキャンダル。
 
一家のために王妃に選ばれるのを夢見て努力を惜しまないキム・ソヨンを女優シン・ヘソンが、朝鮮の第25代国王の哲宗(チョルジョン)を「愛の不時着」で一躍人気を獲得した俳優キム・ジョンヒョン、哲宗の腹違いの兄の永平君を俳優ユ・ミンギュ、哲宗の初恋の相手で後宮となるチョ・ファジンを女優ソル・イナ、現代の大統領府所属のチャン・ボンファンを俳優チェ・ジンヒョクが演じる。
 
(引用 Wow KOREA)
 
 
次にあらすじを。
 
何故かお粗末な姿で上訴文を逆さに持った哲宗チョルジョン(キム・ジョンヒョン)の姿から始まる。
朝廷の大臣たちの厳粛な雰囲気をうかがっていた彼はすぐに、「経書の通りにしなさい。私の考えはそれです。」と言いながら、瞬きだけをしている。
昼間は「案山子(かかし)王」と呼ばれる哲宗は、夜になると豹変する。
 
無色な王の顔を消した哲宗の鋭い眼差しが黒い覆面越しに強烈に輝く。
尋常ではないカリスマと威容を発散する彼は、彼の隠された事情に対する好奇心を刺激する。
 
 
ドアの隙間から秘密の多い哲宗を見守る王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)…
哲宗は見た目は大人しい操り人形のような王だが、裏には秘密を隠している人物だ。
誰にも気づかれないように朝廷で起こることを鋭く注視する彼が奇妙な王妃キム・ソヨンと出会い、宮廷にどんな波乱を起こすのか…!?
 
(引用 Wow KOREA)
 
のっけからドタバタ&陰謀系のコメディー現代劇が長々と続いたので、「アレ?番組間違えてる?」と最初から見直してしまいましたが、間違えでは有りませんでした。
 
 
いわゆる『タイムスリップ&魂(たましい)入れ替わり系』なので、前世の話しを印象的に進めていたのです。
それにしても女優さんの演技が迫真で上手いです。
本当に男が憑依した様です。
 
哲宗役のキムジョンヒョンも良い味を出してます。
 
 
コメディーなのでテンポ良く進み、1話があっという間です。
アレよアレよと進み、王妃にカンテクされ初夜を迎えどうなる?と言った所で終了しました。
金曜日(7月16日)から本放送だそうです。
 
お終いに流れるCMを観ながら、家内が「観たかったドラマがいっぱい有る〜」と嘆息しておりました。
でもキリが無いので、衛星劇場には入らず、他ソースのリリースを待ちます。
 
このドラマ、韓国国内でセンセーションを巻き起こし、高い視聴率を叩き出しました。
今流行りのジェンダー問題を扱って居るので興味津々になる訳です。
 
 
しかしいつもの歴史歪曲論議もまた、活発化されました。
前回紹介した、前代未聞の放送中止に追い込まれた「朝鮮駆魔史」と同じ作家だと言う事がネチズンの極右コードに引っ掛かった様で、半ばこじ付けの様な非難まで吹き荒れ、大騒ぎしました。
間が悪い事に、原案が「嫌韓中国人作家」のウェブドラマだった事も災いしました。
 
結局、現在VOD(オンデマンド)配信はストップして居ます。
 
 
確かに実存する人物をモチーフにヒュージョン史劇を制作する場合、歴史歪曲論議は尽きません。
何処までセーフで、何処からがアウトかの判断は人それぞれで、国民的合意は難しい問題です。
 
 
自由と民主主義に対するこだわりの強いお国柄では尚更センシティブな問題なのでしょう。
 
 
これは本国に居ないと実感する事が困難な問題です。
一歩進み、韓国生まれで韓国育ちの生粋の韓国人で無ければ理解し難いでしょう。
同じ民族でも私などは外野に過ぎないのです。
 
なので、この問題に対するコメントは避けますが、今からこのドラマをご覧になる方々はこの様な状況で有る事を前提にご覧になって頂きたいです。
 
 
哲宗については朝鮮の人物篇で言及しました。
 
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彼は何の準備も無しに、勢道家安東金氏の思惑で、ある日突然流配先の江華島から王として連れて来られ、自己権力基盤も無いまま案山子(かかし)の様にあしらわれ、後継も無しに亡くなった不幸な王と言えます。
 
この王をどう描くのかとても興味が有り、作家が何故この王を選んだのかを含め、楽しめると良いです。
 
どうあれ、私は当分観る事が出来ないのでモヤモヤが当分続きます。
 
 
<参考文献>
나무위키
 
 

#韓国ドラマ #韓国時代劇ドラマ #韓国映画

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