2007年12月2日(日)15:40発走
第59回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)
芝・右・外 1600m サラ系2歳 オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢
1949年に創設以来、1990年まで関西地区の3歳(現2歳)チャンピオン決定戦として行われていた『阪神3歳ステークス』が本競走の前身である。創設当初は、阪神競馬場・芝1200mで行われていたが、1960年に芝1400mに延長され、1962年以降は芝1600mで行われている(1956年、1980年と1990年は京都競馬場で開催され、うち1956年は「京都3歳ステークス」の名称で行われた)。その後、1971年に混合競走となり外国産馬に門戸が開放された。
また、2001年からは、馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走名が『阪神ジュベナイルフィリーズ』に改称された。なお、『ジュベナイル(Juvenile)』とは、英語で2歳馬のこと。『フィリー(Filly)』は牝馬、特に4歳までの牝馬のことをいい、この言葉には社交界にデビューする少女(女性)という意味も含まれている。
2日阪神11R出走表
1 1 ヴァリアントレディ 牝2 54.0 和田竜二
1 2 トラストパープル 牝2 54.0 田中勝春
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2 3 レジネッタ 牝2 54.0 武豊
2 4 アロマキャンドル 牝2 54.0 藤田伸二
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3 5 ニシノガーランド 牝2 54.0 プラード
3 6 シャランジュ 牝2 54.0 村田一誠
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4 7 マイネブリッツ 牝2 54.0 川田将雅
4 8 ハートオブクィーン 牝2 54.0 小野次郎
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5 9 レーヴダムール 牝2 54.0 藤岡佑介
5 10 エイムアットビップ 牝2 54.0 福永祐一
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6 11 オディール 牝2 54.0 安藤勝己
6 12 グラーフ 牝2 54.0 北村浩平
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7 13 カレイジャスミン 牝2 54.0 北村宏司
7 14 ラルケット 牝2 54.0 パスキエ
7 15 トールポピー 牝2 54.0 池添謙一
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8 16 ヤマカツオーキッド 牝2 54.0 ホワイト
8 17 エイシンパンサー 牝2 54.0 岩田康誠
8 18 エフティマイア 牝2 54.0 蛯名正義
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『いちファンのコメント』
2歳馬は、わからないが、来年のクラッシックへの展望です
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2007.12.03 21:11:11結果up!
2日、阪神競馬場で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝、GI・芝1600m)は、池添謙一騎手騎乗の3番人気トールポピー(牝2、栗東・角居勝彦厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、直線に向いて外めから追い込み、同じく大外から伸びた8番人気レーヴダムールにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気エイムアットビップが入り、1番人気のオディールは好位から早めの競馬を見せたものの4着に敗れた。
勝ったトールポピーは、父ジャングルポケット、母が98年阪神牝馬特別(GII)2着のアドマイヤサンデー(その父サンデーサイレンス)という血統。全兄に06年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、06年ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)、07年共同通信杯(GIII)を勝ったフサイチホウオー(牡3、栗東・松田国英厩舎)がいる。
7月8日のデビュー戦(阪神・芝1800m)は出遅れて2着に敗れ、2戦目となった10月20日の未勝利戦(京都・芝2000m)で初勝利。続く前走の黄菊賞(500万下、京都・芝1800m)はヤマニンキングリーからクビ差の2着に惜敗しており、今回は賞金400万円の馬による抽選(12頭中6頭)をくぐり抜けての出走だった。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
勝 馬 (父)トールポピー
[牝2・鹿毛]
父:ジャングルポケット
母:アドマイヤサンデー
馬 主 (有)キャロットファーム
生産地 北海道勇払郡安平町
(旧 北海道勇払郡早来町)
生産牧場 ノーザンファーム
戦 績 4戦2勝
獲得賞金 73,198,000円
主な勝鞍 重賞初勝利
騎 手 池添 謙一:初勝利
調教師 角居 勝彦:2勝目 H18 ウオッカ
※戦績・獲得賞金は2007年阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)終了時点