『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』を見ようと思った。

まだ見てませんが。

その、黒川幸則による『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』は、どんな映画なのか?

想像もつかないのだった。

見ていないんだから、しょうがないじゃないか。







毎日のように、橋を渡る。

誰が? 僕が。

これは、ほんとうのハナシだ。

だからなんだよ。

橋を渡るたびに、「あー、橋だなあ」と思う。当たり前だろ。






にしても、いろいろな橋があるのだった。

それはそうだ。

いろいろな人間。さまざまな映画。

土地。町。道。






神田川の上にかかっていた橋を渡り、ポレポレ東中野へ行く。

そこで見た映画は、『にわのすなば』。

ちょっと驚くコトに、僕の構想してる映画 (まだ脚本も未完成) を思わせる映画であった。

あっそう。



僕の映画は、まず新宿からはじまって。

東京をうろうろする。

男が。




お前の映画のハナシはいいよ。


そんなコト言わないてさあ、ちょっと話すけど…

その男がさあ、羽田から飛行機にのる。

地方の町へ。






『にわのすなば』。

あんた誰だよ、と思ったが。その男は、高校の担任教師であった。

高校のときのハナシを教師は語った。

おれは、しかしすっとぼけた。

つまり、事実とよべる過去の出来事を。「そんなコトしたかなあ?」と言った。


過去。

そんなものはない。現在しかない。


そうは言いながらも、人は昔話をよくするのだった。




『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』を、まだ見ていない。

またそのハナシかよ。

いいじゃないか。黒川幸則作品だぞ。


いいけどさあ、見てないんじゃハナシにならないよ。

田村千穂も立腹。


それはそれとして、なんとビックリ。

ポレポレ東中野で、映画の上映後にナカヤマ氏のトークがあった。

もちろん告知はされていたのだが… たまたま行ったその日に。

ナカヤマさんとは!



思わず、トークの終わりにおれは花束を贈呈してしまった。

それは嘘だが。嘘かよ。


いいじゃないか。映画なんだから。

映画じゃねえだろ!



まあ、まじめに書いてない。

何を? この文しょうを。

わかってるよ、そんなコト!






こんな感じなんですよ。『にわのすなば』は。

そう、僕は断言するが、「いやいや、ぜんぜんこんな感じちゃいます」と言われたら、「それはそうだよねー」と言うかもしれない。


ど~でもいいよ。

何が。

郷土愛とか、世界に発信とかさあ。



とか言いつつ、いま世界に発信しているヲレ。


ここでちょっと休憩して、トイレへ。















↑の写真は。


たぶん、『にわのすなば』なんだと思う。

自信はないが。


まあ、まちがってたとしても、「え? これ『にわのすなば』でしょ」と言うかもしれない。





『にわのすなば』を見たいと思った。

それは、古谷さんや、ナカヤマさんがコメントしていたから。

これは見ないとな、と。



もちろん、ヲレは古谷さんと会ったコトもないが。


古谷さん、ヲレより一つ年上だと思う。

つまり、ヲレは… 堀 禎一より一つ年上。

お前のハナシはいいよ。


そう言いつつ、いまヲレのハナシを発信している。






        中山氏 / 黒川幸則監督 / 編集・鵜飼氏










『にわのすなば』。

おれは寝そべっている。ベンチで。

おれとは、黒川幸則かもしれない。

って、そんなワケないだろう!


おれの女ともだちが、また別の女ともだちとつるんでいた。

酒をのんでいた。

おれも酒をのんで、踊った。そして、また寝た。