愛本店より | 愛本店 壱の気分でブログ

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[営業再開に伴い重要なお知らせです]

2020年6月30日をもちましてビル解体工事の為、この箱とお別れとなります。



故・愛田武名誉会長(以後、敬意を払い"社長"と表記いたします)
ホストクラブ業界において多大な影響を与え続けてきた社長が創りあげた愛本店という世界観。
愛本店は数多くのお客様に愛され、メディア等に多数取り上げて頂き注目もされてきました。
そして今では世界に認知されるほどに。
また、日本一のホストクラブとして、大人の社交場として、若者の夢として憧れの場所。
私も例外ではなく17年前に愛本店を目指し青森から上京。
「日本一のホストになるなら愛本店だ」と誰もが口にする夢の舞台でした。
その舞台は私の半生を過ごす事となった第2の故郷でもあります
僕は社長に、愛本店に出会えた事に感謝してもしきれません。
何故ならば、いくつもの歴史、いくつもの経験、いくつもの試練、素敵なお客様方と仲間たちとの出会い、いくつもの尊い喜びを与えてくれたこの場所は僕にとって学舎であり宝だからです。
その場所があと1ヶ月で終わってしまうと思うと胸が締め付けられて苦しいです。


そんな中、今世界は、新型コロナウイルスにより未曾有の危機に瀕しています。
「接待を伴う飲食店」であるホストクラブは、厳しい自粛要請を受けているのは皆様ご存知の通りです。
苦渋の決断ではありましたが、お客様や従業員の健康を優先し、自粛要請に応じて参りました。
しかし、この大切な場所で過ごせるのも残すところ1ヶ月。
先の見えないこの状況、従業員の生活、再開を望むお客様からの多くの声。
悩んだ末の決断として、愛本店は営業を再開致しました。
もちろん厳しいご意見が多い事は重々承知しています。
では誰が愛本店を守れるのか?
社長が残した宝物の最後を誰が見届けるのか?
誠に自分勝手ではありますが、自ら矢面に立とうとも、この場所の最後はこの目で見届けようと決めました。
このコロナウイルスによる営業自粛要請で、全国では170社以上の会社が倒産。
休業・廃業は年間2万5000件の見込み。
首相が「戦後最大の経済危機に直面している」と口にするほど、いま日本は危機的状況にあります。
このブログをご覧頂いている皆様も、日々大きな不安に駆られながら生活なされている事でしょう。
そして私達ホストも、皆様と同じく一人の人間です。同じように不安を抱えながら、正しい答えがわからないながらも模索し、必死に生きています。
TVやSNSでは、毎日不安を煽る情報やニュースが飛び交っています。
どんどん恐怖心が増し、自分の心を保つ為に周りに対し攻撃的になってしまう方も。
しかし悪いのは誰でもなく「コロナウイルス」です。
僕たちは見えない敵と戦い共存し生き残らなければいけません。
その苦しい気持ちを少しでも軽くし和らげたい。
そして願わくば「明日も頑張ろう」と思える活力に。それが私達ホストの使命だと思っています。

幸いにも愛本店で感染者は出ておりませんが営業再開にあたり、検温やテーブル間隔の確保、店内除菌など、感染拡大予防は徹底致します。




私が信じた道だから
自分が選んだ道だから





常に新しい事にチャレンジしてきた社長の御意思を引き継ぎ、誇りある大切な仲間たちと歴史・看板を根絶やしにすることなく、火を灯し続けていきますのでどうかこれからも
「愛本店」を見守って頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。


7月以降の愛本店の新しい箱や営業に関しましては、このブログ、Twitter、ホスホス等にてお知らせ致します。
この場所でのラスト1ヶ月、皆様との時間を大切にし少しずつでも笑顔でお会いできれば幸いです。





愛本店代表 壱