グレコのミラージュM800、アイバニーズ アイスマンIC210の一番の特徴

がトリプルコイルピックアップです。

 

で、継続して量産製造することが困難だったので、一定量しか

つくられなかった理由だと思います。

 

回路が分かった以上、一番の謎はトリプルコイルピックアップの構造自体で、

雰囲気的にWide Range Humbuckerや初期Firebird式の磁石自体を

ポールピースに使っている様には見えません。

 

たぶん、PAFの様にマグネットを下に敷いて、鉄のポールピースを磁化する

スタイルだと思います。

 

そうすると、近場のFront、CenterはPAFと同様の構造が出来るのですが、

REARの分をどう作るのか気になっています。

磁極の設計から忠実に既存の部品を使って、磁極したポールピースを使わないとなると、

P-90式に小さい磁石で両側から挟み込む構造になりますが、

ピックアップの作り易さを考えると右側の図のPAF+PAF式の構造になります。

 

そうすると、気になるのがセンターピックアップで、等価的に磁化されていない鉄が

ポールピースになり、音は拾うような気がしますが、磁化していないコイルが

音を拾うような変な事になっているような気がします。

(ポールピースが磁石の時とLとかが変わっている気がする。)

 

たぶん、普通に動くと思うけど、センターピックアップの音はどうなっているのか

気になるところです。

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