電気的性能うんぬんとかいう話はおいといて、
改造の母体としてーオークションを見ていると、
銀色のピックアップが3個乗っかっていて、中古で比較的安価に出回っていそうな
Burns London Cobra DXあたりが狙い目な気がします。
これをつかって、配線だけでなく、
音をもう少しレッドスペシャルよりにする方法を考えます。
ご存じの通り、エレキギターはピックアップの位置で音が変わります。
で、強調されるor減衰する周波数は実際の距離ではなく、
”弦の長さ”と”(ピックアップと)ブリッジからの長さ”の比で決まります。
(↑の話も時間があったら書くかもしれません。)
で、レッドスペシャルは24フレット仕様、ストラトキャスターは21フレット(昔の)仕様
なので、ピックアップ間の距離がずいぶん違っています。
DU BOOKSのブライアン・メイ、サイモン・ブラッドリー著「レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語」のレッド・スペシャル大型ポスターから採寸した割合が下記です。
Burns London Cobra DXのオリジナルのピックアップの位置と
レッドスペシャルの位置に合わせた位置を比較した絵が下で、
銀色:Burns London Cobra Dxのオリジナル
黄色:レッドスペシャルの比に合わせた位置
になります。
レッドスペシャルはずいぶんとピックアップが
ブリッジ寄りに配置されているのがわかるのではないでしょうか?
こうすると、スケール長が違うのにレッドスペシャルと
ピックアップの単独および組み合わの”周波数による強弱パターン”が
一緒になる計算です。