最近、グヤトーンのGA-910のトーン回路を見てたら

リニアテーパ(B型)であるのに気が付きました。

 

CRトーンコントロールと可変抵抗のテーパ(カーブ)の関係

で話した通りのネタじゃないか(もうすでに13年前のネタだけど)

と言うのに気が付いたので

Tone Stack Caluculator 1.3を使って計算してみました。

 

前段は国産球の6AV6でrp=62.5kΩ、負荷抵抗100kΩで計算

(電圧源の内部抵抗=62.5kΩ//100kΩ=38.5kΩ)

でその他の諸元は左側の回路図通り

 

グヤトーンのGA-910のトーン回路はこんな感じの特性になります。
 
同様に可変抵抗の諸元をリニア(B型)から10A型のテーパに
変更すると↓のような特性になります。
 
真ん中あたりを通っている線が、ツマミをセンターにした時の特性です。
下のグラフの方がセンター時にフラットなのが分かると思います。
 
まあ、実際はトーン回路の前で低域をバッサリ削っているので
全体としてみたら特性は変わってくるし、
ギターアンプにフラットである事、なんてあんまり意味は無いと思いますが…