私はさわった事すらないRick TurnerのModel 1の電装系の話ですが、
http://www.premierguitar.com/Magazine/Issue/2011/Jan/Rick_Turner_The_Father_of_Boutique_Guitars.aspx?Page=4

Quasi-parametric EQ with hardwire-bypass switch, a 150 Hz–3.5 kHz sweep knob,
12 dB boost/cut knob
Master Volume
passive Tone
の4個です。

パッシブのトーンを通した後に昔流行った、1バンドのBPFのみのパラメトリックイコライザをQ固定にして
FreqとBoost/Cutのツマミだけ生かした感じでしょうか。
(回路的には状態変数なんてめんどくさい回路組まないで、ブリッジドTとかウィーンブリッジ使った方が
消費電力的に有利なのでそうしているような気がします。)

私はこういうコントロール系のギターは使ったことは無いので、あくまでも想像ですが、

2kHz以上Boostでブリッジピックアップやシングルコイルピックアップの代わり
2kHz近くで厚胴ハムバッカーのシミュレート
2kHz以下のBoostで、比較的良くあるミッドブースト的な使い方
まあ、珍エフェクトで有名なBossのSpectrumみたいな使い方ですね。

Cut側は太すぎるボトムを削ったり、レゲエっぽいスカスカな使い方
こちらはシームレスなバリトーンスイッチですね。

トーン用のツマミを2個配置するのに、普通に考えたら
Treble、BassのBaxandallってのが王道的な配置な訳ですが、
これに対して、FreqとBoost/Cutのツマミを配置する所に
アレンビックに通じる大胆さを感じます。

その後、Model 2という2 Pick UPバージョンをだして、
更にその後、ピエゾを載せて後のパーカーに通じるアーキテクチャの
はしりになります。