★ストーリー★
世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人(ル・シャスール)。彼と三人の客が稀覯本の宝庫「書物城」に招かれた。翌朝、城に架かる橋が爆破され、外部と連絡不能に。そして「指揮者」の本が奪われ、絞首刑の如く吊るされたーー。すべては「城主」の企てなのか?書物狩人が、城と稀覯本に秘められた謎に挑む!


シリーズ初の長編!おっもしろかったー!古城に閉じ込められる、集められた謎めいた客たち…というミステリ好きとしてはたまらない状況下、『殺された』のは本。客たちが後生大事に抱えてきた本が次々と被害に…というこのシリーズならではの展開にワクワクしっぱなしでした(o゜▽゜)o

何故本が殺されるのかの謎解きも綺麗にまとまってるし、何よりそれぞれの本が辿ってきた数奇な運命が明かされるのが、歴史の裏側を覗けた感じで楽しかったです(*´▽`*)

相変わらずル・シャスールは沈着冷静、余裕綽々なのでいつか動揺した姿も見たいなー、と思ってしまいました(笑)彼が犯人をやりこめるのはスカッとしていいんですけどねー。


120『書物審問 ランキジシォン』赤城毅
講談社ノベルス