★内容★
すべての刀には、作られた、そして伝えられてきた時代の記憶が息づいている。名刀と呼ばれるものの場合、背負った歴史はとりわけ深い。平安、鎌倉、戦国、江戸といった躍動する時代のなか、数々の名刀は、はたして誰の手に渡り、いったい何のために使われたのか?草薙剣とヤマトタケル、七星剣と聖徳太子、童子切安綱と源頼光、骨喰藤四郎と足利尊氏、へし切長谷部と織田信長、鶴丸国永と伊達政宗……。本書では、神代から幕末まで、ただの刀が名刀と呼ばれるに至った由来と伝説をたどり、歴史の主人公たちが織りなす芳醇な物語に想いを馳せる。


新書って、専門的な話でも割と分かりやすくかみ砕いて書いてくれてることが多いので、重宝しています。なので、タイトルで興味引かれて、ささっと借りてみました

いやー、面白かった…!伝説的な刀の話から、実際に使われた刀、そして妖刀の類まで。ほとんど知らない刀ばかりだったので、歴史の勉強にもなりました
口絵に現存してる刀の写真が載ってたんですが、まさか「へし切長谷部」があるとは…。信長が無礼をした茶坊主を城中追っかけて、隠れた棚ごとへし切った刀。以前聞いた由来が凄すぎて忘れられなかったのですが、まさかここで再び会うとは(笑)いつか機会があったら見てみたいです。

時代物や戦国時代に興味があったら、ぜひ読んでみて下さい


48『名刀 その由来と伝説』牧秀彦
光文社新書