★ストーリー★
世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人(ル・シャスール)。防衛省から消えた旧ソ連にまつわる機密本。チャウシェスクによる言論統制下で書かれた小説と正誤表。切り裂きジャックの真犯人に繋がる『黒い光』。宿敵、書物偽造師(ミスター・クラウン)の企てに立ち向かいつつ書物狩人が、稀覯本に隠された物語を解き明かす!
シリーズとして安定してきたのか、前巻よりもぐっと読みやすく世界に入り込みやすかったです

今回も、ロシア・日本・ルーマニア・イギリスと登場する書物も幅広く、楽しめましたね~。同時にちょっとですが歴史を学べるのもいいです。恥ずかしながら、ルーマニアでの言論統制がつい最近の話だったことも知らなかったので…。
切り裂きジャックは、小説のネタとしてはこれほど手垢のついたものはないんじゃ…と思いますが、やっぱり興味深く読んでしまうんですよね
きっと謎の解明は無理なんだろうけど、書物狩人の話通りだったとしても驚かないよ、私は(笑)次は一体どんな本が出てくるのか…ワクワクしながら待ちたいと思います

13『書物輪舞(ラ・ロンド)』赤城毅
講談社