☆ストーリー☆
妻と別居中の多聞を、三人の友人が「夜行列車で怪談をやりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。車中、多聞の携帯に何度も無言電話が……。友人は言った。「俺さ、おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから」(「夜明けのガスパール」)――他四篇、『月の裏側』の塚崎多聞、再登場。恩田陸のトラベル・ミステリー!


ちょっと久々に恩田さん。タイミングよく文庫版の予約を入れられたのでニコニコ
『月の裏側』に出てきた多聞さんが主人公の短編集です。ミステリーにちょっとぞっとする要素を絡めた話でしたねー。恩田さんは何気ない風景を「ぞっとするもの」に変えるのがうまいですショック!

オチは微妙だったけど、「セイレン」の話が印象深かったかな。聴くと死にたくなる歌…というのが怖い。ぱっと思い出したのはルウ(茅田砂胡さんの小説の登場人物)でしたがガーン実際ヨーロッパで話題になった「憂鬱な日曜日」という歌も気になる!

これを期に、『月の裏側』を再読…出来ればいいなぁ。何かあの小説、異様に怖かったから再読出来ずにいるんだけども…。トラウマを克服したいです(笑)


5『不連続の世界』恩田陸
幻冬舎文庫