★ストーリー★
刀城言耶は、大学の先輩・谷生龍之介から、幼い頃疎開していた本宅での出来事を聞かされる。訥々と語られたのは、『生霊』=『ドッペルゲンガー』の謎だった。怪異譚に目がない言耶は、その当時龍之介が見たものが何だったのか、解明を始めるのだが……(「生霊の如き重るもの」)。表題作ほか4編を収録した、刀城言耶シリーズ短編集最新作!


言耶の学生時代を舞台にした、短編集。このシリーズは長編もいいけど、取っ掛かりとしては短編をオススメしたいですねーニコニコ

どれも読みごたえがあって面白かったけど、ゾッとしたのは表題作と「顔無の如き攫うもの」かな。表題作は復員兵が二人(どちらかが偽物?)というのはもちろん、私が一番怖いと感じる「視線」が…。振り向いた襖が少し開いていて、誰かがじっと見てる、とか超怖い…!ラストシーンも想像するだけでブルブルします。
顔無~は密室の謎の解答が怖かったですね。もちろん、顔がない(白い布で隠されてる)子供っていうのも…ゾッとしましたけど。

今後は学生時代の話もちょこちょこ読めるのかな?今後が楽しみなシリーズですキラキラ


104『生霊の如き重るもの』三津田信三
講談社ノベルス