☆ストーリー☆
「願わくはあなたが、今回これらの作品に触れたことをきっかけとして(中略)妖しくも豊かな本格ミステリーの海へと漕ぎ出していかれますように」(編者「あとがきに代えて」より)
全くの本格ミステリー初心者から熱心な本格ファンまで――すべての読者がそれぞれに楽しめる、古今東西の名作から選ばれた粒よりの九編。さあ、お楽しみは、ここから始まります。


以前読んだ『ミステリーの書き方』で紹介されていた一冊。うちの区に所蔵がなかったので、仕事の参考になるかなと思って初めて相互貸借を利用して借りてみましたニコニコ

いーやー、これは読みごたえのある一冊!何で図書館で買ってくれないのかなぁ!(笑)
「Who?」「How?」「Why?」「What?」「Challenge!」の5章に分かれ、それぞれ2つの短編が紹介されています(Challenge!は1つ)。この章タイトルだけで、ミステリー好きとしてはワクワクしますねクローバー

計9つの短編が収録されてますが、「カニバリズム小論」と「病人に刃物」以外は初読みでした。ミステリー好きと言いながら、あまり古典を読んでいないので、今後の参考にもなりました。

どれも面白かったけど、山田風太郎の「黄色い下宿人」、ロナルド・A・ノックスの「密室の行者」、連城三紀彦の「過去からの声」が印象深かった!驚いたり騙されたり…特に山田風太郎の作品はなんとホームズのパスティーシュキラキラホームズ好きとしては展開に若干不満があるけど、でもやっぱり面白かった得意げ

あとがきでも面白そうな作品がたくさん紹介されていて、また読みたい本が増えましたニコニコまずはクイーンが書いたっていう、ホームズのパスティーシュものからかな…!
ミステリー好きなら、ぜひとも読んで頂きたい一冊です!


102『贈る物語 Mystery 九つの迷宮』綾辻行人編
光文社文庫