今回は、六歌仙がメイン。1巻以上に業平が…たくさん出てきました(笑)色々ひどい奴でしたが、何かもうそれが魅力になってるあたり、さすが平安時代のプレイボーイ得意げ

今回は恋という面より、割と歌人たちの「人生」を描いてるなぁと思いました。小野小町と僧正遍昭で、まさかあんなドラマが作られるとも思わずニコニコあの有名な

あまつ風 雲のかよひ路 ふきとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ

から、ああいう情景を生んでしまうとは…今までこの歌に抱いていたイメージが吹き飛びました(どんなイメージを持ってたかは聞かないで下さいニコニコ)
そして、大友黒主のライトノベル発言に笑った(笑)可哀相な人だ…何たって紀貫之は「卑しい」とまで言っちゃってるわけで!じゃあなんで六歌仙に選んだんだろう(この辺りはQEDシリーズ読むと、興味深い話が読めます本)

在原行平・弘子夫妻の話にはほっこりしましたが、2巻は全体的にビターでしたね。業平・小町・康秀の3人の話がいいです。
こうして長い長い年月を経ても、彼らの和歌は残っていて…確かに生きていた人達だと証明されているわけで。そう考えると、和歌はもちろん文学の力って凄いなぁと思いますキラキラたった31文字だけど、そこに込められた想いは何千年も語り継がれていくんだなぁ。

このシリーズ、出来れば3巻も読みたいです。和歌に興味をもつ、いい取っ掛かりになると思うんだけどなー。かく言う私も、改めてちゃんと勉強したい…。


『超訳百人一首 うた恋い。』2巻 杉田圭
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