行雲流水な日々-110316_215717.jpg

☆ストーリー☆
官兵衛を信長に取りついでくれた荒木村重が信長に謀反を起こし毛利についた。翻意させるべく伊丹を訪れた官兵衛は囚われてしまう。信長は官兵衛も裏切ったと錯覚し、子の松寿丸を殺せと命じた。竹中半兵衛の策で救われるが、官兵衛が牢を出た時は、半兵衛、既に病死。牢を出てからの官兵衛は身も心も変る。


最近、ちょっと通勤中の読書が難しいため、久々の感想ですガーン

荒木村重が…この人、追い詰められてからの行動が凄いですね。悪いほうに凄い。そりゃ期待してた毛利の援軍が来なくて、切羽詰まるのも分かるけど…家臣と妻子を残して一人逐電って、あんた!仮にも人の上に立つ人がやることかっプンプン…と半ば本気で怒りながら読んでました。妻子が辿った運命がもう…悲惨で泣けた。

逆に別所一族は、やはり織田軍と戦い滅亡した一族ですが、こちらは…やり切った感が強いですね。まぁ妻子の自害の場面は読んでて辛かったですけどしょぼん

官兵衛が囚われていた環境も、恐ろしい。よく生きてたなぁ…。藤の花のくだりは、読んでて目の前に藤の花が見えるようでした。官兵衛と一緒に希望を見出だした気分になりましたよニコニコ

それにしても、読みながら思い浮かべる竹中半兵衛と長曽我部元親の姿が…どうしてもBASARAの二人で…困惑(笑)半兵衛はあんな仮面の天パじゃないし、元親だってカラクリ大好きなわけじゃないって分かってるんだけど(当たり前です)
しかし、まぁ半兵衛はとてもいい。早くに亡くなってしまったのが残念でならない…。

司馬さんの文章読んでると、秀吉が気になってくるから不思議ですねにひひ
次はいよいよ最終巻ですよー。どこまで書かれるのか、楽しみですキラキラ


34『播磨灘物語(三)』司馬遼太郎
講談社文庫