★ストーリー★
ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく――。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感!超人気シリーズの輝ける第1作、ついに登場!
初、大沢在昌作品。この前読んだ、「そして、警官は奔る」の登場人物・瀬崎さんが推理小説マニアで(笑)色んな名刑事の名前を出すのですが、鮫島さんの名前はそこで見まして…。前から大沢作品を読んでみたいと思っていたので、飛びついてみました

いやー、ハードボイルドだったぜ…思わず口調も変わっちまうぜ…。
ある出来事を境に、警察組織の中で孤立している鮫島警部。この設定がまた面白いですよね~。刑事はたいてい、二人一組で行動して、そのコンビの関係が変わっていくのも読みどころなわけですが、鮫島警部には最初からそんなのはいないわけで。ほぼ最初から最後まで単独行動。ハードボイルドだぜ…(しつこい)
が、鮫島警部が完全に周りをシャットダウンしているわけではなく、むしろ周りが腫れ物に触るように扱ったり、疎ましく思って無視したり…今後、周りの人達も変わっていくのかなぁ。
事件も、緊迫感があって面白かったです。鮫島警部が追っている人物が、警官連続襲撃事件に関わっていて…併せて捜査を撹乱する人物も登場して…真犯人はなるほど!と
途中はちょっと読めてしまう展開もありましたが、楽しめました。シリーズがたくさん出ているようなので、ゆっくり読んでいこうと思います

127『新宿鮫』大沢在昌
光文社文庫
