行雲流水な日々-100715_005730.jpg

★ストーリー★
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった――。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。


借りてきた海外作品がイマイチで、ニ作品連続して挫折したので、国内作品に戻ってきましたガーン

いーやー、怖かった。クローズドサークルものって心臓に悪いんですよね!いつ、どこで、誰が…殺されるか。全く分からないし、変なルールまであるし。自分だったら、どうするかなぁと考えるから、余計に怖い。

あの名作のように全滅にはならないですが、それでもなかなかの衝撃でした。なるほどー、と納得。クローズドサークルものは、動機よりもトリックに重きが置かれる(と思う)ので、その辺も無理がなかったかなと思います。わかりやすい動機ではなかったのが、余計に怖かったかな。

しかし、この人頑張って欲しいなと思う人ほど、あっけなく…もごもご。そもそもミステリーでこんなこと考えちゃいけないんだけど(笑)

映画が10月公開らしいですね。キャストは藤原竜也に綾瀬はるか…うーん、豪華だなぁ。北大路欣也が何役なのかが気になる(笑)
米澤さんの作品は、日常系ミステリーより、こういう本格派のほうが好きかも。という発見もあった一冊でした。


84『インシテミル』米澤穂信
文春文庫