☆ストーリー☆
犯罪心理学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。本格ミステリの醍醐味溢れる力作長編。
以前、一度読んでたんですが、見事に内容を忘れてました
印象が微妙だったな~、ということだけ覚えてたんですが、読んでみたらそんなこともなく
動機はちょっと弱いかなぁと思いましたが。孤島ミステリって、オーソドックスですが、そこがまたいいんですよね
現実にはなさそうなところとか。そして、疲れた助教授には孤島が似合うなぁと(笑)火村先生って、時々役者めいた動きをすることがあるのですが、最後の「名探偵の推理」の場面はまさに舞台に立ってるみたいでした。孤島という場所にはふさわしい感じでしたね。
度々出てくるポーの詩も読んでみたくなりました

相変わらず、アリスは色々推理するものの、暴走したりして「あ~」と何度思ったか(笑)それが火村先生の推理のピースになったりするんですが。ワトソン役はこういう役割ですからね

火村シリーズも大好きですが、そろそろ江神シリーズもちゃんと読みたいなぁと考え中…(←っていうか読んでなかったのか)
『乱鴉の島』有栖川有栖
新潮文庫
