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恩田さんの新刊をハードカバーで買うのは久々です。

で、感想。一気に読みましたが、うーん…思ったのとちょっと違ったかなという感じ。ストーリーとしては、
『塔と水路がある町のはずれ、「水無月橋」で見つかった死体。一年前に失踪したはずの男は、なぜここで殺されたのか?』
(帯より抜粋)

というものなのですが、ミステリーかなとおもいきや…。何て言うのかなー、ちょっとSFが入る、というか。「Q&A」もラストはそっちにいっちゃって個人的には拍子抜けしちゃったんですが、それと似てるかなぁ。今回は特に途中まではミステリーって感じでドキドキだったのですが…そっちいっちゃったかーと少し残念でした。同じ雰囲気でも「MAZE」は好きなので、これは個人的な感覚なのかも。私は恩田さんの作品だと理瀬シリーズや高校生もの、ミステリー色が強い作品のほうが好きだから、SFが入ると引いてしまうのかも知れません。

でも、相変わらず恩田さんの書く地方の街の情景はいいですね~。何だかくすんだ色をしているイメージが湧くんですけど、それがまた鮮やかというか。登場人物と一緒に歩いている感覚になります。旅に出たくなる!あと、高校生がいつもいい味を出していますね~。現実の高校生はこんなんじゃないよな、とも思っちゃうんだけど(笑)でも、クラスに一人や二人こういう人がいた気にもなる…不思議ですね。もう戻れないから余計に憧れるのかも知れません。