「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾 -31ページ目

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

学校、塾、キャリア、子育て、家族、心理学、脳の活性化!全部やります!
趣味は「教育」!!

今日は多賀一郎先生の、

「子どもの受け止め方~年代毎に、子どもを考えましょう~」

を主催しました。

これは昨年の同じような時期に、新小学1年生の子どもを持っている保護者に向けた講座をしたときに、やっぱり全体をある程度把握しておくことは大事ですよね~という話からの今日。

現場の様子がリアルに伝わる内容。

多賀先生の実践経験と理論から紡ぎ出された、うなづきまくりの2時間でした。

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前半は、小学1年生~小学6年生までの変化を、その年代の子ども像と学習面からの視点で、どう捉えるか、関わるか。

後半はヒドゥンカリキュラムについて。

今、振り返っているところですが、とりあえずかなりざっくりと学習面に絞って。

小1:漢字嫌いにさせないように!

小2:九九と筆算が大事!

小3:内容が抽象化されていくけれど、まだ具体的な説明が必要な子も多い。算数セットはとっておこう!

小4:小4の躓きは小3から引きずっている可能性大。まずは小3の復習を!

小5:説明文が身近でなくなる。ニュースを観て慣れよう。

小6:歴史漫画も使うといいね。

かなりざっくりとしてしまった(笑)ほかに大切なことがたくさんたくさんありました。

きっとそのあたりは3月1日にでる本に書かれています。ぜひ購入を(笑)

その後、先生と付き合うときに、どのように付き合っていったらいいのかということをタイプ別に考えるパートが入って、一旦休憩。

続きの振り返りはまた次回。

 

この前半の最後に多賀先生がおっしゃられたこと。

「僕はありとあらゆる手段を使って子どもを育てるという考えなので」

うん、ここが共通点なんだよな、と僭越ながら頷いていました。

なにがいいとか、これがいいとか、そんなんなんでもいいじゃんって思うわけです。

それが子どもを育てることになっていることが何よりも私にとって大切なわけで。

そういう意味で「本気」なんだよな~って自分で思っています。

ということで続きは次回。

学校と一緒に安心して子どもを育てる本: 小学生保護者の心得 (実用単行本)

  • 著者多賀 一郎
  • 価格¥ 1,188(2016/01/27 21:52時点)
  • 出版日2016/03/01
  • 商品ランキング93,877位
  • 256ページ
  • ISBN-104093108463
  • ISBN-139784093108461
  • 出版社小学館

だいぶ溜まってしまった「児童心理」を読み進め始めた。

今回は、すでに2年前の6月増刊号(一応増刊号以外は読んだ。)

保護者面談・親面接を深める

真っ先に思い出すのが、10年ほど前勤めていた学習塾での進路面談。

休日を使って1日に10名前後の保護者との面談。

新人の頃は、途中から、誰に何を伝えたのか、何を話したのかわからなくなってしまった。

小学生のクラスと中学生のクラスを担任しており、それぞれ10名~30名のクラスだったので、ほとんど学校と変わらない人数。

それでも乗り切れたのは、やはり学校に対する期待と、塾に対する期待が違うというところが大きかったと思う。

 

今回この号を読んで、多く共通していたのは、

「みんな違う」ということを意識すること。

もう、とことんここなんだな、と改めて思う。

特に先生、講師などの、世間的に何かを「教える」という認識がされやすい職業に就いている人は、ここは常に肝に銘じないければいけないところだと思う。

気が付き出すと本当にたくさん、いや、やっぱりすべてにおいて物の見方が大なり小なり違うのだということを実感する。

では何をすればいいか。

やはり、視野を広げる、ということ。

視野の広げ方も2つあると思う。

1つは、自分の知らない知識を得たり、やったことのないことにチャレンジしたりすること。

もう一つは、今目の前にあることを細かく観ること。細部を見取れるようになることで、見える世界が広がると思う。

そして、自分で「本当に自分の知らないことがたくさんあるなぁ」と心から思える状態になっておくと、「みんな違う」ということを受け入れられるのではないかと思う。

 

そのほか気になった点

「人に甘えられる、人に依存できるということは、実はかなり精神の健康さが必要なのである。」

ここでの前提は学校の先生。でも、結構人に助けを求めることを甘えだと思ってしまう人は多いと思う。

健康なうちに、みんなで、自分の精神の健康さが損なわれかけているときに頭を回るキーワードなどを決めておくと、後でサポートを頼みやすいと思う。

「頭のなかで、前話したキーワードがくるくるまわっちゃって・・・「自分がやらなきゃ、自分がやらなきゃ」って。サポートワードでました。よろしくお願いします。」というように。

ある程度弱ってきたときは思考も弱ってきているときがあるので、ある程度強制的な力を使うのも悪くないと思う。

 

「登校しぶりの類型からイメージをふくらます」

類型は、分離不安、身体的症状の訴え、生活習慣の乱れ、知的発達的な問題、保護者による教育ネグレクト、保護者の精神疾患。とあった。

アドラー心理学を学ぶものとしては、やはりそこに、登校しぶりで起こっている事実、にも注目してもらいたいところ。

登校しぶりによって、子どもが得ているものは何なのか。目の前の事実をしっかりと観るということも大切ではないかと思う。

もちろんこの大前提として、学校生活、学校での先生や友達の関わりに最初に目を向けることは言うまでもない。

また、ここには書くことはできないだろうが、単純にそこの学校はその子に合っている場所ではない、ということもあると思う。そういう視野を持つことはこれから大事だと思う。

かなりの画一化がされている学校という範囲で、合わない生徒がいるのは当たり前だと思うし、そこではないところを選ぶことも決して甘えや逃げではないと思う。たまたま合わなかっただけ。だれが悪いわけでもない。そういう視点を持って登校しぶりには対応したほうがいいと思う。

商店街はなぜ滅びるのか

堀先生が薦めていたので読んでみた。

ただそれだけの理由だったので、特に商店街がなぜ滅びるのかということに対しては興味本位程度。

そのなかでも一番興味を持ったのが、戦後の日本社会のの政治的・経済的安定についての言及

”「自営業の安定」という、「雇用の安定」とは別の安定がしっかりと存在していたのである。”

 

今自分が取り組もうとしているのは、ある意味このバランスをとることだと思っている。

あまりにもすべてが、「雇用の安定」にすがりつきすぎなのではないか?

だから結局限られたパイを奪い合うしかなくて、どれだけ必死にやっても、真綿で自分の首を締めるような苦しい感覚になってしまうのではないかと思っている。

 

普通に学生をがんばってきた子どもたちは、イメージとして、独立や起業は冒険性に富んだものであり、才気あふれる人だけが可能だという感覚を持っている。

確かにそういうイメージを持っていれば、「安定」を考えたときに、雇用を選ぶのは否めないと思う。

 

しかし実際は、そうでもなかったりする。起業はもっと一般的で身近な選択肢であると思う。

例えば、実際に、日本の会社の数はざっくり250万社。

これは250万人の社長がいるということ。(もちろん代々会社を継いでいる人もいるだろうし、1人で何社もやっている人もいあるから、もしかしたら、このなかで自ら会社を立ち上げた人は半分くらいかもしれない。それでも125万人)

一方、学校の先生は91万人・・・(「15歳から、社長になれる」 家入一真著を参考)

単純に数字だけで論じることはできないけれど、多く見積もってみても、学校の先生よりも社長になるほうが確率は高い。

それなのに、起業をしたり、社長になったりするほうがはるかに難しいと勝手にイメージを持っている。

数字だけではなく、私の肌感覚として、今は昔ほど独立起業は難しくないと感じている。

 

ただ確かに起業は難しい部分もあると思う。昔だったら雇用されたほうが安定に結びついていたのかもしれない。

しかし、今はどうだろうと思う。

会社制度の崩れや変化の激しい、スピードの速い世の中。インターネット環境の整備。

これらを踏まえると、「自営」よりも「雇用」のほうが「安定」するとはいえないと思っている。

 

「雇用の安定」がだめだといっているわけではない。

そこに頼りすぎるのがどうなのか?と思っている。

もっと「自ら営む」ことに「安定」をイメージできるようにできたらと思ってる。

そして、「雇用」と「自営」が同等の感覚を以て選択していけるような社会バランスにしていくことが、少なくとも今よりはベターな社会につながるのではないかと思っている。

既存の学校がここにつながるような教育ができればよいけど、性質上難しいと思い、自主学校瀬戸ツクルスクールを創ったというところもある。

 

だいぶこの本の主旨とは違う内容を書いたけれど、この本のなかでは、どのようにして自営業の安定が可能になったのか、それがどういう流れで商店街につながり、その後の流通業がどのように変わっていったのかということが書いてある。

著者の思いが最後に書いてあり、その思いの強さが反映されているような表現がいくつか入っていたこともあり、流通業の物語を読んでいるような感覚になった。というのがこの本の感想になるかな。

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)

  • 著者新 雅史
  • 価格¥ 799(2016/01/26 21:53時点)
  • 出版日2012/05/17
  • 商品ランキング16,852位
  • 新書221ページ
  • ISBN-104334036856
  • ISBN-139784334036850
  • 出版社光文社

15歳から、社長になれる。 ぼくらの時代の起業入門 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)

  • 著者家入一真
  • 価格¥ 1,296(2016/01/26 21:53時点)
  • 出版日2013/11/07
  • 商品ランキング31,861位
  • 単行本(ソフトカバー)216ページ
  • ISBN-104781690610
  • ISBN-139784781690612
  • 出版社イースト・プレス

一昨年からスタートしたMANABI no KAI

これは瀬戸の軽井沢と呼ばれる岩屋堂近くのTane Cafeで毎月開催している講座です。

スタートは

「Tane Cafeのランチを食べたい!」

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という、非常に私的な理由(笑)

オーナーの早苗さんに声をかけてもらって、スタート。

今はアドラー心理学入門の内容をやることが多いですが、今までには親子での絵本講座や夫婦コミュニケーション講座などもやったりしました。

誕生順で考える子どもとの関わり方とか。

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でもやっぱりなによりも、ここで食べるランチがうまい!!

講座が少々いまいちでも十分リカバリー(笑)

いや、いまいちではもちろんだめですが(笑)

 

講座をやるとき、周りの空気感とかってすごく大事だとも思っています。

自然に囲まれて、素敵な雰囲気、おいしい料理。

記憶に残ること間違いなし!

そしてまたここに来たくなる!

という好循環!

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これからも大切な場所としていきます!

スクールカウンセラーの方がフェイスブックで紹介していたので、読んでみました。

2014年の本なので、結構有名なのかな?

著者の家族で、著者以外全員発達障がいという状況のなかで、どのようにやりくりしてきたのか、ということが書いてありました。

 

読んでみて思ったのは、発達障がいを持っている人を生きにくくさせているのは、関わる人の「正しさ」への執着なのかなと。

 

様々な具体事例が書かれていて、確かに自分が何も知らずにいたら、びっくりするだろうこともたくさんありました。

不思議系のびっくり内容ならまだいいけれど、相手が感情をぶつけてくるようなびっくりや、こちらの予定を狂わされるようなことだと、こちらもそれに対抗して、怒りの感情を使いそうな気がしました。

 

でも、結局は自分のなかでの「正しさ」があって、相手の行動や言動がそれに反していたり、そこから飛び出しているからこそ、直したくなったり、相手をどうにか自分の「正しさ」のなかに押し込めようとしてしまうのだろうと思います。

結果、うまく関係が築けず、お互い生きにくくなってしまうのかな。

さらにそこが「学校」だと、「学校の正しさ」に打ちのめされてしまうこともあるだろうな、と。

先生と生徒の関係も。先生と保護者の関係も。

 

もちろんそれぞれの「正しさ」はその人の価値観の反映のひとつでもあるだろうから、それを持たないということは難しいかもしれない。

でも、その自分の「正しさ」を伝えるときに、「怒り」や「叱責」「罰」などの攻撃的な表現を使う必要はないわけで。

疲れるしね、そういった表現は。

 

自分のなかの「正しさ」はそれはそれでゆったりと持っておきつつ、それはあくまで「自分だけの正しさ」であるということを自覚しつつ、相手にも自分と同じくらい大切な「相手なりの正しさ」を持っているということをしっかりと感じつつ、怒りや罰を使わずに、対話のなかでお互いを理解していけたらいいなと思いました。

うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための"取扱説明書"

  • 著者平岡 禎之
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  • 出版日2014/04/18
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  • 単行本(ソフトカバー)191ページ
  • ISBN-104334977782
  • ISBN-139784334977788
  • 出版社光文社