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「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

学校、塾、キャリア、子育て、家族、心理学、脳の活性化!全部やります!
趣味は「教育」!!

前回に引き続き、瀬戸ツクルスクールでやっていることの意味。

ヒマ パート2

瀬戸ツクルスクールにはカリキュラムがありません。

基本的に真っ白。

言い換えれば空白。

ここで、脳のシステムのうちのひとつ。

かなりざっくりいうと、脳は空白を埋めたくなっちゃう!

ということがあります。

ということは、一日の大半が空白である瀬戸ツクルスクールは脳を動かすにはよい環境であるともいえます。

 

そしてこれは、現代になってなくなった「三間」役割も果たしています。

時間・空間・仲間

特に時間。時と時の間。

現代っ子は習い事に追われて本当に忙しい子が結構いると思います。

すなわち時間に追われて過ごしている。

そうすると、考える暇もない。

考える暇がないから、考えないうちに、考えないことに慣れてしまう。

そして、考えない人になっていく。

 

そうならないように時と時の間をつくることで、考える時間、すなわち脳を動かす時間を意図的に投げかけてみているというのが「ヒマ」を選んだ理由のひとつでもあります。

そう、考える人を育てるために、です。

2月20日に三谷宏治さんを招いて「ヒマと貧乏とお手伝い」のセミナーを開催します。

そのセミナーの後半で、自主学校 瀬戸ツクルスクールの実践と効用についてお話させていただきます。

そこに向けて少しずつまとめていきたいと思います。

 ヒマ

自主学校瀬戸ツクルスクール。一日で決まっているのは、ミーティング、昼食の買い出し、昼食づくり、帰りの会のみ。

それ以外の時間はすべて何も与えられない時間。

いうなれば「ヒマ」な時間。

そんななにも与えらない時間が育むもののひとつは、

主体性

主体性の定義はいろいろあると思いますが、ここは7つの習慣の考え方でいきます。

主体性とは、自分のことを自分で決める。

さらにいうのであれば、自分のことは自分で選んで決める。

自分で選ぶためには、そこにスペース、空白が必要です。

それを「ヒマ」ということを使って提供しているわけです。

自己決定力と責任感

さらにそのプロセスのなかで、自己決定力と責任感を育めます。

自分で選ぶためには、自分で決断をしなければなりません。

なんの外的プロモートもないので、どういう行動であれ、自分で決めたということに自然になります。

たとえそれが寝ていたとしても、自分が選んだということになるわけです。

そして、自分で決めたからこそ、その行動に責任感を持てるわけです。

人のせいにするのは、だいたいが自分で決めたと感じていないときが多いのではないでしょうか。

そういう人のせいにすることがほとんどない状況で過ごせば、決断力や責任感を育みやすいだろうと思っています。

 

このように実は何にもしていないようで、すごく大切なことを肌で感じて、経験しています。

そして、瀬戸ツクルスクールでは、毎日毎日がこの流れになっているので、主体性や自己決定、責任感が育まれやすいといってもいいと思っています。

 

本当に決断の繰り返しです。

だからたまにゲストで参加したりすると、結構疲れたりもするようです。

だれも何もやることを言ってくれませんからね。

そして、なにをやるか考えなければいけないので(笑)

日曜日に7つの習慣 小学校実践記の著者である渡邉尚久先生のセミナーがあり、その次の日のアドラー心理学入門@Tane Cafe

参加者の半分が日曜日のセミナーに出席したということもあり、その話に。

WIN-WINっていうけど・・・

そのなかででた「win-win」についての話。

巷ではよくWIN-WINとか言うけど、本当に分かっているかびみょーだよね~

7つの習慣では、Think win-win.

これね~ いきなりwin-winになれって話じゃないよね。だってthinkだもんね。

でも日本語になると、WIN-WINを考える、ってなってて、最後の「考える」の部分が、WIN-WINっていう言葉の力に負けて、ないがしろになってしまっているような気がするんだよね。

相手と何かをやるときに、最初に考えるのがwin-winになるにはどうすればいか?というところからスタートする習慣を身につけようってこと。

自分のWIN

そしてさらに、winの意味が分かっている必要があるよね。まずは自分の。

自分にとってのwinというものを第2の習慣のミッション・ステートメントで明らかにしておく必要があるよね~。

自分のwinが分からないのに、どうやったらwin-winになれるんだって話。

 

WINの定義

また、基本的に知らず知らずのうちに「勝つ」には「相手を負かさなきゃいけない」っていうパラダイムになっていたりして。

7つの習慣の事例も本当にその通りだと思ったなぁ

「(営業部員を集めて)よし、みんな協力して働こう!」といいつつ、その会社の壁には、それぞれの営業部員を馬に見立てて、進捗状況を可視化し、ゴールには素敵な海の写真が飾って在り、「だれが最初にたどり着くかな?」

喜劇?悲劇?(笑) しかし、本当にこういうことはたくさんある。

 

なんてことをいろいろと話しをしたセミナーの翌日でした。

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先週の日曜日、7つの習慣小学校実践記の著者である渡邉尚久先生のセミナー

「自分の人生は自分で決める!」という講座。

募集スタートしたのはその4か月前。

もちろん講座は無料ではありません。子どもは無料でしたが、大人は一人3,000円。

だから夫婦で参加した場合は2時間で6,000円

さらに次の日から仕事がある場合が多い日曜日。

こういう条件のなか、一瞬にして満員御礼になったのは、私もすごく驚きました。

もちろん渡邉先生の素晴らしさは分かってはいましたが、在る意味まさかの展開でした。

 

いつも私もいろいろと講座を開きますが、ここまではありません(苦笑)まだまだ修行が必要です(笑)、とまぁそんなことはおいておいて。

 

せっかくなのでこの現象を振り返り。

ポイントは5つかな

1・スピード

2・対話

3・タイミング

4・ビジョン

5・信頼

 

1.スピード

企画から募集リリースまでがたぶん1日かかってませんね。

こんなことやりたいな~ やってみる?前田さん。渡邉先生どうですか~? じゃあこの日で。内容はどうしましょう~とやっている間にこくちーず作成終了!みたいな。このスピード感が勢いをつくったのかも。

2・対話

企画は私でしたが、どこでやる?いつやる?値段いくらくらい?と直接参加者に聞いてのさまざまな設定。

結構企画やイベントを顧客の声を聞かずにやってしまうことは結構あります。

主催者やそのメンバーだけで話し合うだけではなく、メインとなる参加者に相談するのは大切だと思っています。

困ったらお客に聞け!!です。

3・タイミング

みんなが読書会を始めたころだったら、また違ったかもしれない。だいたい一通り勉強して、それなりに楽しくて、もっと知りたい!というタイミングでの開催だったのは大きい。

4・ビジョン

親だけではなく、子どもも。このビジョンを共有できていたことはとても大きかったと思います。

5・信頼

ここは実は1とつながっていますよね。スピード・オブ・トラストという本がでているくらいですからね。

7つの習慣という本に対する信頼。

この本を薦めた柴田朋子さんと各読書会リーダーとの信頼。

こつこつと読書会を続けてきた読書会メンバー間の信頼。

渡邉先生と私との信頼。

柴田さんと私との信頼。

私と普段一緒に活動している仲間との信頼。

これらの信頼関係がしっかりと成り立っていたからこその結果。

そして、その根底にあるのは日々の地道な活動。

一歩一歩できることをやっていく。

影響できない関心の輪に意識を向けて不安や焦燥感にかられることなく、今を大切に、影響の輪に集中したからこその信頼関係。

もう本当にこれがすべてといってもいいくらいだと思います。

 

ということで、ちまたでは様々な募集方法やマーケティングと言われるものがありますが、長期的な結果を出し続けるためにはやはりこの信頼関係を築き上げることがベストなんだと思います。それ以外あるのか?とも思いますが(笑)

 

募集について考えるとき、普段のなかで必ず信頼関係を築いていけるような活動をしているか?ということを常に考えの根底においておきたいなと自分自身も今回確認することができました。

スピード・オブ・トラスト―「信頼」がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化する

スピード・オブ・トラスト―「信頼」がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化する

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今回、産業界からのニーズに対応するための施策の一つとしてアクティブ・ラーニングが実施されていくことなっているけれど、果たしてそれが産業界のどの部分から出た意見なのか?ということを考える必要はある。
だいたい文部科学省に意見を取り入れられるくらいなのだから、ある程度大きな企業ということになっても不思議ではない。

では、その大きな企業が必要としているのは、雇用ポートフォリオのどの部分をさしているのか?

「長期蓄積能力活用型グループ」ということになるような気がする。

つまり幹部候補生のエリート正社員

そこにつながる人材育成として、アクティブ・ラーニングがある。

 

では、それが雇用柔軟型グループ(非正規雇用)について考えたものなのか?というとそうではないのでは?

いわゆる「非正規雇用」に位置付けられている人材については、そもそもそういう力を企業は求めていない気がする。

そういった実は一部の人材のための施策かもしれないものに、あたかもここが変革すれば多くのことがうまくいく!というような安易な想いをもって取り組むのは非常に危険だと思う。

もしかしたら、さらなる貧困を生み出す可能性も。

もちろんそういうコア人材も必要であろうから、それはそれでいいのだけれど、もっと現場レベルで考えてこれからを生き抜く力を育む施策を考える必要がある。

そして、それは産業界や文部科学省のようなところからのトップダウンではないところから生み出す必要があるのではないか。

杞憂であればいいけれど、結局この施策が、限りのある一部の区分に入れ込むための教育になるうるかもしれないということを現場でこの施策に取り組む教員が知っておくことは大切だと思う。