子どもと大人は対等? | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

引き続き「勇気はいかに回復されるのか」

第三章 勇気のくじき方

大きくなったらわかる

「子どもたちが質問すれば、「大きくなったらわかる」といいなさい。

これもあなたが子どもたちを対等な人間とは見ていないということを子どもたちに示すことになるだろう。

彼(女)らは質問するのをやめ、愚かになるだろう。」


この本にも書かれているけれど、大人と子どもが人として対等という意味の解釈の仕方が違うときが結構ある。

もう数年前になるけれど、ある研修で、対等である、ということを伝えたら、

「そんなはずがない。」

と語気を荒げた先生がいたなぁ。

まぁ説明する時間もなく申し訳なかったのだけれど、たぶんその先生は、取れる責任の範囲や量が違うだろう、ということを言いたかったのだと思うけれど、私としては、人として対等だということを言いたかったんだよな~。

もしその「そんなはずがない」の根拠がそこではなくて、知識と経験の違いで「対等ではない」というのであれば、それこそ思い違いだろうな。

アドラーいわく(岸見先生訳)

「知識と経験が子どもとちがっても、それは「学ぶ時間が長かった」だけです。」

そして、これが子どものころに植え付けられると・・・・

長くなりそうだからまた次回。

今回で勇気のくじき方2つめ

勇気のくじき方(やる気を失わせるやり方)
1・罰する
2・大きくなったら分かる(対等に付き合わない)




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