こんばんは。
「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。
なんのために無料で学校でやっているか?の記事で、
受け皿を作りたくてやっているわけじゃない。の続き。
学校でうまくいかないっていうのは、その人の能力がないからではなくて、たまたまなんですよね。たまたま。
学校という場所で自分の力が発揮しにくかっただけで。
でも人間ってそういう環境のなかに置かれてしまうと、そこから自分の力ではい出るってなかなか難しかったりする。
その場所から抜け出したあとでさえ、なかなか難しい。
そして、そのままずるずるといってしまう。
有る意味、自分に対する信頼の貧困につながってしまう。
そして、それが実際の経済的貧困にまでつながってしまうのではないかって。
おそらく、学校というひとつのモノサシのなかで、いくら学力支援をしたとしても、きっと貧困や格差はなくならない。
むしろ、サポートすればするほど、その差が激しくなるんじゃないかって思うくらい。
結局過当競争を生んで、さらに生きづらくなっていくんじゃないかって。
だから、そういうモノサシではない、まったく違ったものが必要なんだって思いました。
今の学校では計り知れないその子の素晴らしさをきちんと発揮できるような。
そういった場所ができたとしたら、今生かされていない力によって、それこそ貧困だって解決できるんじゃないかって。
だから受け皿ではないんですよね。
むしろ、これからの教育をさらに良くしていける場所なんだって思っています。