仕事の課題での勇気 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

「勇気はいかに回復されるのか」

第二章に入っています。

前回は、三つの勇気

・失敗をする勇気
・不完全である勇気
・誤っていることが明らかにされる勇気

についてでした。

今回は人生の3つの課題についての勇気として2つ。

仕事の課題での勇気

「この(ような勇気を持った)人はよき働き手になるだろう。

なぜなら、物事を自力でするよう訓練されてきたであろうからである。

この人は実践を通じて正しいことを正しい時にする技術を得るだろう。

そして、真の業績を次々なしとげるだろう。

また、目標を持って働き、始めたことは最後までやりとげるだろう。」


”実践を通じて”というところが結構ポイントなのかな、と思ったり。

勇気がある人は、とにかく行動(実践)するのではないかと。

そして、失敗を恐れずに取り組み続けるからこそ、なにをすべきで、いつすべきなのかということが技術として身につくのかもしれない。

机上で論じているだけでは、そのタイミングやそのときに正しいことはつかめないようが気がする。

特に、タイミング、というところは現場の感覚と密に関係するところだと思うので、やはり実践を積むことが一番の学びのように思う。



ここで言う”真の業績”というのは、共同体に貢献することだと捉えている。

売上が上がった、ということではないと思う。

共同体に貢献してこその業績。



”目標を持って働き”とあるが、基本的にサラリーマンであれば、いやでも目標は持たされる。(少なくとも私がサラリーマン時代はそうだった。)

勇気がある人は、それはそれとして、自らの目標を創ることができる、ということだと思う。



そして、”結果から学ぶ”という勇気を持っていれば、やはり最後までやり抜くだろう。

途中で投げ出すときは、なにかに躓いてということもあるだろうけど、どちらかというと、失敗しそうだからやめる、ということが多いような気がする。

もちろん金銭が大きく絡んだことで、失敗したら、というところは違うと思うけれど、前回の”普通である勇気”というところでも書いたように、実際にはそれほどの大きな失敗にならないにも関わらず、ただ、恥ずかしい、人からなにか言われる、という理由で最後までやらないことは多いかもしれない。

そう考えると、勇気がある人というのは、現在の状態の全体を見て判断して、行動できることは行動する、ということなのだろうと思う。


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勇気はいかに回復されるのか―アドラー・アンソロジー/アルフレッド アドラー