「悪い」癖に対する評価を緩める | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

「勇気づけて躾ける」

第34章 「悪い」癖に対する評価を緩める

「私たちが子どもの「悪い」癖に大騒ぎすればするほど、その癖はますます深刻なものになってしまいます。」

注目すればするほど、その行動は増える、ということです。

ちょっとこっちがイラッとするような癖であれば、たいていそれは大したことがない場合が多いです。

そういうものであれば基本は無視です。

そして、「いつも」ではないことに気が付くことが大切かもしれません。

たとえば指しゃぶりだとしたら、本当に四六時中しゃぶっていることはないでしょうから、そちらに意識を向けることだと思います。

「今はしゃぶっていないから、しゃぶらずにいられる力はあるよね~」と伝えるのもありですが、やっぱりそれでもわざとらしいので、

基本は、「いつも」ではないよな、というところに意識を向けるまでだと思います。


「子どもが悪態をついたり「悪い」言葉を使ったりすばあい、その子はその言葉がもたらす衝撃価値を期待しているのです。私たちが期待どおりに反応したりショックを受けたり、それについてコメントを加えたりすると、彼はますますひんぱんにその言葉を使うようになるでしょう。」

思春期には「悪い」言葉を吐いていた当人だけに、まさにその通り!といった感じ(笑)

期待通りの反応をするから、繰り返すわけで。

期待通りでなければ、やっぱりやめると思います。



「余計なことは言ってはいけません。」

はい!!

「子どもが不快を感じた事柄に対して説明をしてもいけません。」

はい!!!

「ただ、それについて「自分がどうすればよかったと思うか」と尋ねてみるのです。」

答えられるときもあるでしょうし、答えられないときもあるでしょう。

でも、大切なことは、そうやって考える、ということだと思います。

そうやって自分の思考をトレーニングすることで、次第に解決策を思いつけるようになることも多いと思います。