学習性無力感、パーソナルセオリー | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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動機づけも今回で一通り終わった。
あとは、わかりやすいようにそれぞれをある程度位置付けながらまとめる。

今日の内容

・学習性無力感
無力感(やる気のなさ)は学習によって身についていく、という考察。

最初は、コントロールできない不快な場面を経験することで学習していくということだったらしいが、次第にそのコントロールできない原因について、どう捉えるかというところが大切だという流れ。内的-外的、安定的-不安定的、全体的-特徴的の3つに分け、コントロールできない原因が、内的(自分のが悪い、安定的(今後もずっと続く)、全体的(ほかのことにもあてはまる)と認知するとき、重篤な無力感に陥る。

さらに、どう捉えるかはパーソナリティーがあるということも含まれ、次に、楽観主義の人のほうが、学習性無気力に陥りにくいというところに結び付けている。

学習性無気力もポジティブ心理学もともにセリグマンということから、一方だけを学ぶのではなく、その対極を学ぶことの意義を感じる。対比ということが、ものごとの内容を浮かび上がらせるということなのだろう。

この本の最後は、パーソナルセオリー

なんだかんだいって、それぞれのパーソナルセオリーがあり、それをある程度明確にしておくことで、モチベーションに対し、対策を打ちやすくなる。
また、そのパーソナルセオリーを持つことで、そのほかのモチベーションセオリーとの対比ができ、興味関心が湧き、そのパーソナルセオリーの質が向上しやすくなるのだろう。
また、対人関係として、自分がリーダー格になった場合、パーソナルセオリーを質を上げ、多様化させることで、ある程度のワールド(世間)セオリーを構築することができ、リーダーとしての他者へのモチベーションアップスキルが向上するだろう、としている。

さて、あとはこれらを、どのようにして料理するか・・・