今回は、感情と上手に付き合う。
テキストにも書いてあるが、最初の一歩は自分の感情に気づくこと。
日ごろ生活していると、なにかと無視されがちな自分の感情。
‘自分はどう思っているのだろう?’
そんなことをたまには考えるとよいのだろう。
今回は怒りという感情についての内容だった。
なぜ怒りという感情を使いやすいのか。
もちろん原因をはっきりさせることはできないかもしれないが、ひとつ言えるのは、やはりそうすることに慣れているから。
よくよく考えると、いろいろと学ぶ学生時代に、人が自主的に動くにはどうすればいいか?ということは学んだ記憶は私はない。
よいロールモデルと出会っていたり、自分が学生でありながら、人を自主的に動かす必要のある立場(学級委員やキャプテン)になったことがあれば、いろいろと考えるかもしれない。
しかし、それは確率的にはとても低い。
となると、いざ自分がそういう立場(親や上司)になるとどうしていいかわからなくなるのも無理はない。
となると、いままで自分が一番多く出会ってきた方法を使うことになる。というか、それしか知らない。
だいたいが、‘怒る’ ‘罰を与える’というところなのではないか。
それが手っ取り早いということも感じているだろうし。
しかし、怒る、という感情は基本的には人と人の距離を離れさせる道具であるように思う。
使いなれているからといって、使うにはあまりにも残念な気がする。
今回初めて受講した方は今まではそのような考え方は知らなかったので、仕方ないところもあるが、今回知ってしまったという事実もある。
あとは今後どのようにしていくかは受講者の方次第だろう。もちろん練習が必要なのは言うまでもない。