久々に家の電話が鳴ったので、とってもると、ネット接続で契約しているという会社からの電話。
なにやら電話番号の盗用による被害を減らすための案内だという。
2、3分なのでというので、聞いてみた。
ところどころ、人を信用させるためのスキルが使われている。
で、結局どういう風に着地させるのか聞いていた。
途中でなんとなく流れが読めたので、断りの言葉を用意しておいた。
予想通りの流れ。
特に明確な受け答えもなく、なんとなくでもっていって、こちらが承諾したかのように話をしはじめたところで、必要ありません。と伝えた。
相手も、先ほどこちらの電話でお申し込みできます、といったときに承諾されましたよね、という。
とても残念だ。相手も仕事だからやっているのだろうけれど、脳の仕組みを利用したトークだった。
だいたいいくら予防とはいえ、月々480円、年間にして約5000円。契約をするはずがない。今の時点では。
まぁそれはおいておいて、いくらセールスのためとはいえ、あくどい。
振り込み詐欺と変わらない。
ご案内をさせてください、といっておきながらの契約の提示。
あなたのお役に立ちますよ!と善人ぶっておきながらの肝心なところがあいまいな説明。
こういう不信が、積み重なって業績不振につながるのだろう。
まぁ私ひとりくらいではどうにもならないとは思うが。
ただ、この業者に対する信頼がガタ落ちしたのはいうまでもない。
あえていいところをいえば、私が断りをいれたときに、しつこく追及してこなかったことか。
どんなスキルでも、その人の使い方次第だと改めて感じた。
気をつけたい。